2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.6.5(火)バンガロール 曇時々晴 気温27℃
今日はワダーム(バダン)を買って来て食べてみました。
これは木の実のような食べ物ですが、何ともフシギなものです。
挿絵:表面は梅のようにウブ毛が生えている
色もウメみたい
大きさはマチマチだがほぼ実物大です
一本線が通っている
「Rs.100/kg」
①線に沿ってナイフを入れる(爪が入る程度)
露店で25ルピーで買った切れないナイフ
②そのミゾに爪を入れてふたつに割る
*実の周りには固いカラ(ギンナンのような)があり、線以外のところから割るとなぜかこのカラが残りうまく取れない。
③中の実(種?)を取り出して食べる
色はうすい黄色(中は白に近い)
味はキャベツの芯を食べてるみたいです。(歯ごたえも)
そんなにおいしくない。
(つづく)
【解説】
八百屋の店頭に並ぶへしゃげた梅の様なものを眺めていたら、店主が「食って見ろ」と試食させてくれた。
名前は「ワダーム」とか「バダン」とか言うらしい。(少なくとも私の耳にはそう聞こえた)
なんだかキャベツの芯のような食感であったが、野菜不足気味である身にはそれがなんだか体に良さそうに感じられ、少し(たぶん最少販売数が1kgだと思うが)買って帰った。
さっそく店主が教えてくれたようにナイフを入れると、なるほど簡単に中の実を取り出すことができた。
しかし試しに別の個所にナイフを入れてみると、これが不思議なくらい割れないのである。
これはサザエのフタの取り方みたいに、長年の智恵で培われた技なのであろう。
あれからこれを食べてないが、今度見かけても買わないだろうなあ。なんせ1kgくらい買わなきゃいけないだろうしなあ。