〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年4月30日(金) マハーバリプラム→カンチープラム 晴/一時雨 カンチープラム名産のシルクの制作現場へ行くが、連れて行かれたのがよくあるお土産屋風の店だったので、入り口で若干ごねる。 シルクを織っているところを見学。そしてお定まりの商品鑑賞。 宿の主人もサリーを買っていた。またその店を出た後も子ども服屋で車を停め、結構長いこと買い物をしていた。 これでカンチープラム見学は終わりとなり、一路マハーバリプラムへ。 宿に着いたのは4時ちょっと前。 今日はビールを3本しか飲まず、時間もまだ5時半と早かったのでバターボールへ行く。 宿に帰りスプライトと水を飲む。 |
【以下の解説は2013年2月5日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年4月30日(金) マハーバリプラム→カンチープラム 晴/一時雨
カンチープラム名産のシルクの制作現場へ行くが、連れて行かれたのがよくあるお土産屋風の店だったので、入り口で若干ごねる。
カンチープラムはヒンドゥー教の聖地のひとつで、大きな寺院がたくさんあり巡礼者も多い所である。しかし私は仕事柄、もうひとつこの町を有名にしている絹織物の工房の方が見たかったのである。当然宿の主人にはそのことを真っ先に告げていた。主人の方でも「大丈夫、ちゃんと見られるから」と胸を張っていたのだが・・・これかよ・・・
シルクを織っているところを見学。そしてお定まりの商品鑑賞。 ショールを見せられたが買う気はないので適当に話しを聞いていたが、ふと宿の奥さんと三姉妹の土産にしようと思い4枚購入。
まあどうせ何も買わないのだからと、一応中に入り作業の一端を見学し、店側としてはメインイベントである商品のお披露目と相成った。そこで思い出したのが、宿の主人から「宿を発つ前の晩は家族総出でパーティーを開くから」という言葉であった。私としてはそんな大げさなことをされるより、勝手にビールを飲んでいた方が気楽でいいのだが、せっかくの申し出なのでありがたく受けることにした。そこでその時にお世話になった奥さんと娘さんたちに何かプレゼントをしたいと思っていたので、ちょっと奮発して(一枚250ルピーだった)シルクのショールを買ったのであった。
宿の主人もサリーを買っていた。またその店を出た後も子ども服屋で車を停め、結構長いこと買い物をしていた。
昨日チェンナイに行った時もそうだったのだが、どうもこの主人は今回の遠征を格好の買い物のチャンスと思っているらしく、こちらの同意も得ずにやたらと私用で車を停めさせるのである。
これでカンチープラム見学は終わりとなり、一路マハーバリプラムへ。 途中ドライバーがトイレへ行き、しばしそれを待つ。 なんだか誰が車をチャーターしたのかわからない。
さらにドライバーにも長い用足しでずいぶん待たされた。そりゃまあトイレに行くなとは言わないが、なんの説明もなく突然沿道の店先に停め、店の中に消えたままなかなか帰って来ないというのはいかがなものであろうか。しかも用を足して出て来たドライバーは、何事もなかったかのように車をスタートさせたのであった。
宿に着いたのは4時ちょっと前。 早速ルーフトップでビールを飲む。エビのプレート。
相変わらずのエビのプレートなのだが、日に日にエビが小さくなって来ている。ちなみにM君は毎日魚の煮つけを注文しているのだが、そちらは日に日に大きくなっていて食べ切るのに難儀するほどだった。もちろん値段はずっと同じである。
今日はビールを3本しか飲まず、時間もまだ5時半と早かったのでバターボールへ行く。 この時間は少し涼しくなって来るので、公園は大勢の人で賑わっていた。
夕暮れのバターボール周辺はなかなかの人出だった。みんな夕涼みを楽しんでいるのである。このバターボールの近くにはよく大型の観光バスが停まっているので、その乗客たちなのかもしれない。
空が刻一刻と変化して行くのを、一時間ほど見とれていた。
この日の空は雲と太陽とでとても豊かな表情を見せていた。写真を撮りながらそれを飽かず眺めた。
宿に帰りスプライトと水を飲む。 もうビールはいらない。
マハーバリプラムに来てから実に良くビールを飲んでいるので、そろそろ肝臓が少し休みたがっているようである。なので今夜はもうこれ以上飲まずにおとなしく寝ることにする。