2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.6.13(水)コーチン 雨時々曇 気温25℃
インド西海岸はモンスーン(雨季)まっただ中です。
コーチンに着いた時は雨が降っていたため歩いてホテルを探すのをやめ、オートリキシャで行けそうな大きなホテルにしました。
少し高いけど今回はオシャレな所です。
Grand Hotel Room No.311
Rs.1100(+15% Tax)
挿絵:窓がたくさんあって明るい
テレビ
*でも見ない
荷物用ベンチ
お湯の出るシャワー
大きな鏡
インドに来て初めての全館冷房のホテル。快適すぎてもったいないくらいです。
でもここにも蚊がいました。
こんなきれいな部屋で悪いような気もしますが、蚊取線香を2本つけました。日本の夏のにおいです。
(つづく)
【解説】
この街も地名再インド化政策で「コチ」というのが正式なようであるが、それだとなんだか前につんのめりそうになってしまうので、ここはあえて「コーチン」と呼ばせて頂く。
雨季真っただ中のコーチンは、その季節に恥じない雨の降りっぷりでもって、私の宿探しの意欲の火を消し去った。
で、駅からホテルまで一気にオートリキシャで行こうと思い、ガイドブックに載っていた大き目のホテルを目指した。
そこはグランドホテルという、日本の観光地に必ずあるような名前のホテルだったが、従業員の態度も良くなかなか快適なホテルだった。
ただ最初は部屋にエアコンが無いのに戸惑い、やがてそれはこのホテル全体に冷房が効いているのだということに思い当たった。
日本ではごく当然(そしてインドでも高級ホテルなら当然)なのだが、あらためて全館冷房というスケールの大きさ(だって人が寝ない廊下まで涼しいのである)に驚いたのであった。
ちなみにインドで安めのホテルに泊まり歩いていると、部屋の壁や窓にエアコンが取り付けてあることと、水洗トイレに水タンクが付いていることが当たり前に思えて来る。