〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年5月11日(火) ジャグダルプル→ライプール 晴 35℃くらい 朝方目が覚めてしまい、そのまま眠れずアラームの鳴るのを待って起き出す。 7時チェックアウト。 7時10分出発 周りは相変わらずの美しい風景が広がる。 3分の1ほど走ったあたりで、ドライバーの運転が怪しくなって来たので休憩を入れる。 その後はまた快調に飛ばし、12時にはライプール市内に入る。 |
【以下の解説は2013年3月15日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年5月11日(火) ジャグダルプル→ライプール 晴 35℃くらい
朝方目が覚めてしまい、そのまま眠れずアラームの鳴るのを待って起き出す。 ちょっと胃が重い。
パテルの胃はすっかり治ったようだが、今度はこちらに来た。
7時チェックアウト。 パテルがノートにコメントを書いてくれというので「Patel is a good guide」と書いてやった。
本当は「パテルはガイドとしての知識も経験も浅く頼りないが、勉強する姿勢は見え始めているので、今後さらに努力を積むことによって良きガイドに成長するであろう」と書きたかったが、ちょっと英語力が足りなかった。助かったな、パテル。
7時10分出発 ハガキをポストに入れ、NH43を突っ走る。
ジャグダルプルではさすがに絵ハガキが見つからず、官製ハガキに切手を貼り足して出した。
周りは相変わらずの美しい風景が広がる。
なんてことのない景色なのだが、この辺りの森がやたらにきれいに感じる。自分の前世がインド先住民とは言わないが、日本人とこことは根っこのどこかでつながっているのかもしれない。
途中かなりすごい山道になる。今までの平らで広い大地がウソのよう。 白装束の人たちが歩いていた。口元がガーゼのマスクで隠されていたので、ジャイナ教の巡礼者かもしれない。
一瞬お遍路さんかと思った。殺生を極端に嫌うジャイナ教徒は、誤って虫を吸い込んだりしないようマスクをするという。でも私の知り合いのジャイナ教徒は、少なくとも普段はそんなものはしていない。
3分の1ほど走ったあたりで、ドライバーの運転が怪しくなって来たので休憩を入れる。
車が少し蛇行し始めた。しかもスピードはまったく落ちていないので非常に怖い。 ドライバー氏のプライドを傷つけないよう、あくまでもこちらの要望として休憩を入れてもらった。
その後はまた快調に飛ばし、12時にはライプール市内に入る。 しかしライプールはさすがに州都だけのことはあって大きな街らしく、バススタンドになかなか着かない。
さすがにチャーターした車は早い。およそ300kmの道のりを5時間ほどで走り抜けた。乗合バスではおそらく8時間はかかるであろう。