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2007年7月20日:インド出張レポート・その28

         
  • 公開日:2022年8月2日
  • 最終更新日:2022年8月5日

ラクダ隊商の隊長こと松本です。
その後いかがお過ごしでしょうか。

暦の上では・・・

各地で高校野球の地区予選も開催され、いよいよ夏本番を迎えようとしておりますが、一部の地域を除いてはまだ梅雨が明けておりません。

しかしまあ我が母校は梅雨明けを待たずして早々に敗れ去ってしまいました。

う~ん、残念・・・

母校愛に燃える私と致しましては、早くも来年の地区予選の開幕が待ち遠しい今日この頃です。

話はがらっと変わりますが、すごいですね、段ボール肉まん。

結局この話は中国のテレビ局による「やらせ」だったと判明したようですが、当初の報道にあった「段ボールは食感が肉に似ている」という証言は、つい「おお、そういやそうだな」と思わせてしまうところがホントっぽくてすごいです。きっとこれを考えた人は段ボールを食べたことがあるのでしょう。
そしてこの報道を見て、「なるほどこういう手もあったか」と感心する、食肉加工会社の社長もいたかもしれません。

ぜひともそんなひらめきと知恵は、人類の平和のために活用して頂きたいと思う次第であります。

 

*このメルマガの後半に続きます。

〔 中略 〕

*前半からの続きです。

 

さて後半はインドのお話しです。

それでは前回までのあらすじから。

【前回までのあらすじ】

ラクダ牧場ではラクダに関する数々の知識を身に付け、ラクダにも乗り、さらにラクダのミルクやアイスクリームを食べ、もう全身ラクダ一色に染まった私たちだったのである。

【あらすじおしまい】

ラクダ牧場での数々の体験を胸に、私たちは次なる観光スポットに向かって車に乗り込みました。

これから私たちが向かうのは、ビカネールの郊外約30kmのところにある、デシュノックという村です。
この村にはカルニ・マーター寺院と言うヒンドゥー教のお寺があるのですが、ここがなかなかすごいお寺だということなのです。

まあ「お寺」と聞くと「あっ、おれそういうのあんまし興味ないから」と敬遠される方もおられるでしょう。
実は私もお寺にはそれほど興味があるわけではありませんし、そもそも信仰の場であるお寺に興味本位で行くのもどうかなあとも思うのですが、このカルニ・マーター寺院にはそんなごちゃごちゃした考えは吹っ飛ぶくらいの「すごさ」があるのです。

では、その「すごさ」とは何なのかと申しますと、それはネズミなのです。

このカルニ・マーター寺院の中には、何百、いえ、何千、もしかしたらそれ以上のネズミが棲息しているのです。
もちろんネズミたちはお寺に勝手に住み着き繁殖しているわけではなく、信者たちの手厚い保護と信仰の対象として、日々平和に暮らしているのです。

なのでそこのネズミたちは人を恐れないと言います。
目の前をちょろちょろと走り回り、お供物のミルクを舐め、自由気ままにふるまっているらしいのです。

これは行ってみるしかないでしょう。

そんなわけで我らがアンバサダーは、デシュノック村に通じる国道15号線を目指して、ショートカットの砂漠の中の田舎道を疾走しているのです。

さあ急げ!アンバサダーよ!
早くしないと紙面がなくなるぞ!

と、半分あせりながら前方を見ると、大型トラックが停車しています。
どうやらそこは鉄道の踏切であり、遮断機が下りているようなのです。
しかし見通しのいい平らな砂漠地帯だというのに、あたりを見渡しても列車の陰すら見えません。この分じゃまだだいぶ待たされそうです。

というわけで、カルニ・マーター寺院のお話しはまた次回ということになってしまいました。(本当はメルマガの制作が遅くなってしまい、時間切れなのであります。大変申し訳ございません)

つづく

今回はこの辺で失礼させて頂きます。
なんだかすっごくあっさりした内容で本当に申し訳ございません。
次回はもっとたっぷりお伝えできるよう、早めに準備致します。

それでは来週まで、ごきげんよう!

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