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2001年6月10日バンガロールからの絵手紙

         
  • 公開日:2001年6月10日
  • 最終更新日:2022年12月8日

インドからの絵手紙
2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。

と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。

2001年6月10日バンガロールからの絵手紙

【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】

2001.6.10(日)バンガロール 曇/晴 気温25℃

「シティ」と呼ばれる下町に行きました。
日曜日だからなのか無数の露店が並び、いろいろな物が売られています。
これはそんな露店で見つけた「電動石ウス器」です。

Rs.1500(中古品)

挿絵:これで上から押さえる。
かなり重い

この部分が回転する

中に石ウスが入っている

たぶん押さえる石を乗せる台

パイロットランプ
スイッチ

こんな全自動タイプもある
周りのケースが回転することで中の石のローラーが粉をひく

Rs.800(中古品)

フタ

話を聞きながら絵を描いていたら「いったいいくらなら買うんだ?」と言われた。
商売のジャマだったようです。

(つづく)

【解説】

シティの露店では本当に色々な物が売られていた。
そのほとんどが中古品なのだが、中には誰がこんなもの買うのだろう?と不思議に思うようなガラクタ(失礼!)も売られていて面白かった。

そんな中で一番面白かったのが二種類の電動石ウス器だった。
どちらも一見ハイテクそうに見えるのだが、何か新しい方法で粉を挽くのではなく、結局粉にするのは「石」というところが実に良かった。
もちろんこの機械をばかにするつもりなど毛頭なく、なんだか「お母さんの仕事を楽にしてあげたい」という発想から作られた、子どもの夏休みの工作みたいな匂いがして心がなごんだのである。

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