2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.5.28(月)ムンバイ 昨夜から朝まで雨 気温31℃
チャーチゲート駅へ行ったのでインドの普通の電車を見学しました。(改札が無いので出入り自由です)
挿絵:「ドア口付近」
ドアはあるものの開けっ放しで走っている。
乗ってる人も上半身を乗り出したりして気持ちよさそう。
吊り革? こんな形
全部金属 10個ずつ3列並び 計30個
向こうのドアも開けたまま
柱
ここに座ったり寝たりしている人もいる。
挿絵:「車内」
通路をはさんで両側に三人掛けの座席がある。
窓は鉄格子に金アミ
これは二等席なので固いイス。
一等のイスは柔らかそう。
ちゃんと三等分の線が引いてある。
どうやって切符を持っているかを調べるのか謎です。
(つづく)
【解説】
次の目的地であるゴア行の列車の切符を手に入れるため右往左往し、チャーチゲート駅近くのオフィスまで足を延ばしたついでに、近郊列車がどんなものなのかを見学した。
この列車はとてつもなく混むことで知られていて、通勤時間帯ともなると開け放した乗車口からたくさんの乗客をはみ出させて突っ走る。
もちろん見学した時はラッシュ時間もとっくに終わり、電車は折り返しの出発を待つガラガラの状態の時であった。
この路線の線路幅は1676mm(日本の新幹線が1435mm、私鉄の多くは1067mm)もあり、車両も日本のものよりかなり幅広である。
なのでインド人に「これは世界一混雑する電車だぞ」と自慢(?)されても日本勢は文句も言えないのである。
もっとも日印の軌道幅の比より人口比の方がはるかに大きいので、もともと勝負にならないし、そんなことで勝っても嬉しくもなんともないのである。