ラジャスタンの砂漠の中に延びる道、その道に寄り添うようにして黒い管が長く横たわっている。初めてこの管を見た時には「砂漠」からの連想で油送管かと思ってしまったのだが、そんなことはなくこれは送水管であった。
なぜそれがわかったかというと、途中の継ぎ目から細く水が吹き出ているところがあり、そこにバケツを持った近所(といっても見渡す限り家らしきものは見えなかったが)の人たちが集まり水汲みをしていたのを見たからである。
それにしても強烈な太陽の降り注ぐ砂漠地帯で、管を地中にも埋めず、しかも黒い塗装ともなれば、中の水はさぞかし熱くなってしまうだろうにと思うのだが・・・
近所のみなさん、くれぐれもやけどにはお気を付けを。
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