報道によりますと、爆弾はジャイプール旧市街の7ヵ所で次々と爆発し、少なくとも80人以上が死亡し、200人以上が負傷したとのことです。
*追記:2008年5月13日にインド・ラジャスタン州ジャイプールで発生した爆弾テロに関しての記事です。
ジャイプールはインド有数の観光地なのですが、旧市街というのはその名の通り、城壁に囲まれた古くからある市街地のことで、観光スポットであるシティーパレス、風の宮殿(HAWA MAHAL)、ジャンタルマンタルなどもあり、また無数の小さな商店が軒を連ねていて、地元の人たちでいつも賑わっているところです。
そんなところで・・・いえ、そんなところだからこそ、卑劣なテロリストに狙われてしまったわけです。
物事というのは多面体で見る方向によって様々な見方ができ、それゆえ人によって違う意見が出て来てしかるべきものと思いますが、これは絶対にいかんでしょう。世の中に存在するどんな物差しを引っ張り出して来ても、これを「正当」とは言えないでしょう。
少なくとも私は、そう思います。
今回のテロで犠牲になりました多くの善良なる市民に、心より哀悼の意を表します。
*写真はインドの報道チャンネルNDTVのネット配信画像を無断で借用致しました。不適切(本来はこれも許されざる行為かもしれませんが)でありましたら削除致します。