2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.7.9(月)カルカッタ 雨のち曇り 気温30℃
インドでも子供を中心としてマンガのキャラクターは人気の様です。ディズニー物やWB(ワーナーブラザーズ)のトゥイーティーなどが特に売れているみたいです。
しかしどうもほとんどがいわゆるニセ物商品で、勝手にカバンやシャツにプリントして売ってる様です。
挿絵:商店街に現れたフーセンミッキー!
どういう仕組か知らないが、フーセンのようにパンパンにふくれている
人が入っていてここから見ている
足はやけに細い
歩きづらそうなクツ
普段道端にいるすごい病気のコジキを見なれているインド人も近くに行かず、遠巻きにして見ていました。
しばらくしてまたそこを通ると、ミッキーは通りがかりの人を驚かしていました。悪いフーセンミッキーです。
(つづく)
【解説】
ただでさえも蒸し暑い雨季のカルカッタで、こんな通気性の悪そうな着ぐるみに入るというのはどんな気分なのだろうか。そしてバイト代はいくくらいなんだろうか。
おそらくあの有名なキャラクターのパクリだと思うがイマイチ似ていない。いや、この絵が似てないのではなく着ぐるみ自体が似ていないのである。この絵とその着ぐるみはとても似ていると思う、うん。
とにかく最初にこれを見かけた時は近寄る人もなく、ひとりぽつんと所在無げにたたずんでいたのだが、次に見た時には自ら通行人に歩み寄り脅かすという愚行を繰り返していた。
たぶん暑さでやられてしまったのだろう。