2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.7.6(金)ハイダラバードより出発 曇
いよいよ33時間の列車の旅の始まりです。
7時に乗り、次の日の夕方4時にカルカッタに到着します。
挿絵:途中の駅で買った弁当
ベジタブルビリヤーニ Rs.20
きれいな白いビニールパック
中を開けるとあーらびっくり!!
新聞紙に包まれている
*ビリヤーニと言うのはチャーハンのようなものです
さらに新聞紙を開いてみると、大きな葉っぱをつなぎ合せたものに包まれていた。
オオバみたいな葉っぱで、色は黒っぽくなっていた
周りは丸くしてある
これは糸ではなく、短い細い棒を刺している
ごはんが押されて袋の形になってしまっていた
しかしスプーンがないので手で食べるには都合がいい
インドの列車の旅にはスプーンが必要です。
(つづく)
【解説】
インドの駅弁である。
一番外の包みはつやのある白いきれいなビニールなのに対し、中は新聞と葉っぱで包まれているのが実におもしろく、しかも葉っぱは何枚もつなぎ合せたものだと知った時には感動さえ覚えた。
「ビリヤーニというのはチャーハンのようなもの」と書いているが、「炊き込みご飯(のようなもの)」といった方が近い様である。
とにかくご飯に具材を入れて軽く味付けされている点では、チャーハンも炊き込みご飯も似たようなものであり、しかもこうして包みの形になってしまえばもうどうちらでもいいのである。
この時は何分かの停車時間の間にホームに降りて買って来たが、事前に車内で注文をして、途中駅で積み込み配られるという形式の駅弁もある。
ただしその方法だと食事の時間が自分で選べず、配られるのがかなり遅い時間になってしまうこともあるので、注意が必要なのである。