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2001年7月3日ハイダラバードからの絵手紙

         
  • 公開日:2001年7月3日
  • 最終更新日:2022年12月8日

インドからの絵手紙
2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。

と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。

2001年7月3日ハイダラバードからの絵手紙

【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】

2001.7.3(火)ハイダラバード 晴 気温32℃

このホテルは今までで一番シャレています。

Hotel Residency Room No.120

挿絵:大きな窓(しかし景色は悪い)

実際には窓にはきれいなカーテンが下がっている

チャンネルが多くしかもちゃんと映る

荷物置

時間でお湯が出る

ドアにはのぞき穴とチェーンロックが付いている(初めて!!)

外の音やとなりの部屋の音が聞こえるが、なかなか快適です。

(つづく)

【解説】

ハイダラバードで泊まったホテルは、この旅一番のおしゃれなホテルであった。
そしてそれにも増してホテル側の歓待ムードが非常に心地良く、部屋に置いてあったフルーツバスケットのみならず、早朝のチェックインのすぐその場で朝食のバウチャーが手渡され、そのまま食事にありつくことができるなど本当に気分のいいものだった。

*もっとも朝食に関しては、このホテルは24時間制のチェックイン/アウト方式であるため、早朝のチェックインならチェックアウトも早朝になるわけで、その時は食事にありつけないということになる。そして私は実際に出発も早朝であったため、朝食の回数は規定範囲のものではあった。

そんな快適なホテルであるにも関わらず、その晩私はうなされてしまった。
夜中に私が人の気配で目を覚まし、音のする方に目をやると、部屋のドアが細く開き誰かが覗いているではないか。
どうやらそれはホテルの従業員で、私が寝たのを確かめて部屋に侵入しようとしているようなのである。
ところが私の体は自分ではどうすることもできないほど重くなっていて動けず、ただなんとか「誰だ!出て行け!」と叫ぶのが精いっぱいだったのである。

もちろんこれは夢で、後から考えたらその部屋はこのホテルのものではなく、メインバザールのものであった。

まったくインドは油断も隙もなく、私に心の休まる時を与えてはくれないのであった。

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