雑誌「母と子の健康マッサージ」

マッサージはやはり立派な「手当」なのだ

インドに行って下痢が続き、ほとんど食事もせずに宿のベッドに寝転がっている時に、私はよく手のひらをみぞおちに当ててそこを温めたりします。
仰向けになった状態の私のみぞおちは、肋骨からだいぶ落ちくぼんだところにあり、すっかり脂肪の落ちたお腹には、手のひらのぬくもりがじんじん染み込んで行き、手のひらの力で下痢が治りそうな気がするのです。

治療を意味する「手当」という語が、その昔「患部に手を当てた」ことから来たというのが正しいのかどうかはわかりませんが、子どもの頃に熱を出したときなど、母親がおでこに手を当てただけでちょっと気分が良くなったものです。もっとも母親は水仕事の後で、手が冷たくて気持ちがよかっただけなのかもしれませんが。

他にも「痛いの痛いの飛んで行け~」とか「チチンプイのプイ!」とか、痛みを和らげようとする手の仕草はいろいろありますが、やはり即効性があり現実的なのはマッサージでしょう。これの効能に関しては万人の認めるところであり、別に迷信や気休めではないわけです。

インドのアーユルヴェーダインドには古来から伝わる「アーユルヴェーダ」という療法があります。これは近年日本でも美容法のひとつとして取り入られるようになって来ましたのでご存じの方も多いと思いますが、そもそもは体を健康に保つための「医学」なわけです。もちろん体が健康ということは、すなわち美容にもいいということになりますので、それはそれで間違いではないわけですが、本来はアーユルヴェーダの専門医に診察をしてもらい、しかるべき方法でもって施術してもらうのが正式なのです。

私もかつて一度だけ、インドでアーユルヴェーダを体験したことがあります。
専門家による問診の結果、私が勧められたのは「アビヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージでした。しかし小さなフンドシいっちょで(しかもそれさえ途中で外されてしまうのです)全身にオイルを塗りたくられ、大の男二人に施術されるというのはなんだかどうも変な感じがして、施術中ずっと「早く終わってくれぇ~」と願ってばかりいました。
そんなでしたから、そのマッサージが私の体によかったのかどうか、なにがどう影響を及ぼしたのかは今でも謎のままなのであります。

さて、今回インド映画情報誌「ナマステ・ボリウッド」を発行しているスタジオ・サードアイから、アーユルヴェーダを基本とした「母と子の健康マッサージ」という本が刊行されました。

*この商品は日本で刊行されているものです。

母と子の健康マッサージ著者はインド出身のニティ・クマール女史で、現在は日本で料理教室や親子マッサージの指導をされているとのことです。

そしてこの度そうしたアーユルヴェーダに基づく親子マッサージの方法を本にまとめたというわけなのですが、この本のすごいところはマッサージの紹介だけでなく、すべての解説文が日本語、英語、ヒンディー語で併記されていることなのです。つまりこの本は語学の教材としても使えるのではないか・・・な? と思う次第なのであります。

ということで、そんな本に興味を持たれた方は「ラクダ隊商パインズクラブ・ヤフーショッピング店」からどうぞ。

発送方法は速達メール便(200円)と安心確実な宅急便(600円)からお選びいただけます。

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