雑誌「J-one(ジーワン)」

「J-one(ジーワン)」を読んで改めて思う、インドから学ぶもの

たびたびインドに行っておりますと、それなりに「危機管理」というものが身について参ります。
まあ実際のところは「危機管理」という言葉を使うほど大げさなものではなく、たとえば停電や断水への警戒といったレベルの話です。

インドは今でも停電や断水は珍しくありません。
特に停電はふいに襲って来ますので、常に懐中電灯は手の届くところ、または暗闇でも探せるところに置いておかなければなりません。なにしろ穴倉みたいな業者の部屋で、商談中に突然電気が消えて真っ暗になることだってあるのです。
なので私はインドでは常に懐中電灯を携行しています。以前は単四電池一本使用の懐中電灯を愛用していましたが、今はボタン電池式のLEDライトに変えました。そいつは親指の先ほどの大きさで、本体がプラスチック製でとても軽く、キーホルダーにもなっているのでカバンのファスナーなどに取り付けておけば、ふいの停電でも手探りで簡単に探しあてて使えますので大変重宝するのです。これなら日本にいる時に常時携行していても邪魔に感じることはないでしょう。

さて、今回ご紹介するこの雑誌は、インド映画情報誌「ナマステ・ボリウッド」を発行しているスタジオ・サードアイが新たに刊行したもので、そのテーマは「ポスト3.11の生き方を探る」というものです。

*この商品は日本で刊行されているものです。

 ポスト3.11の生き方を探るニュー・ライフスタイル・マガジン雑誌名の「J-one」は「ジーワン」と読み、これはヒンディー語の「Jeevan(生命あるもの)」から命名したとのことです。

創刊号の内容は東日本大震災の復興支援活動のレポートを軸に、アジアに於ける同様の取り組みの紹介、さらにはアジア(特にインド)目線から「これからの生き方を探る」というものになっています。

日本は先の大震災で、電力という安定供給されて当たり前だと思っていたものが実はそうではなく、巨大地震と巨大津波という大きな力によってではあるとしても、かくも脆く崩れ去るということを思い知らされました。
しかもその電力を供給していた発電所が、今度は誰もが望まぬものをばら撒き始めたとあっては、今までの生活を考え直さないわけにはいかないでしょう。

まあ難し話は本誌に譲ると致しまして、今の私ができることといえば、自分がインドで体験したり見たりしたことの中から、もしかしたら今後の日本の生活にも役立つかもしれないな、ということを紹介するくらいだと思います。

インドはまだまだ全体的には貧しい国でありながらも、核保有国でもあります。
昔バンガロール(ベンガルール)で訪れた科学技術博物館(正確な名前は忘れましたが)の展示物に、いろいろなエネルギーを解説したものがありました。

それらは「火力」、「水力」、「風力」、「地熱」そして・・・「原子力」といったものでした。

でも私が実にインドらしいなあと思ったのは、それらメジャーなエネルギーに肩を並べるようにして、「アニマル・パワー」と「ヒューマン・パワー」が展示してあったことです。

ヒューマン・パワー・・・つまり人力ですね。

確かにインドでは今でも人力車やサイクルリキシャといった人の力で動く乗り物が活躍し、田舎の定期市場では何キロもの道のりを徒歩や自転車といった自力で荷物を運んで来る人たちがたくさんいます。

でも、「ヒューマン・パワー」というのはそうした物理的なエネルギーだけを指すのではないと思います。
人間には素晴らしい知恵があり、それを使ってこその真の「ヒューマン・パワー」なのだと思います。

そんな人間の果てしない可能性を信じて、私もわたしなりに駄文ではありますが、ここでなにかを発信していけたらなあと思う次第なのであります。

あっ、この雑誌は「ラクダ隊商パインズクラブ・ヤフーショッピング店」で取り扱っております。

発送方法は速達メール便(200円)と安心確実な宅急便(600円)からお選びいただけます。

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