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2010年インドの旅・実録編:第88回 マハーバリプラムからチェンナイ日帰り

         
  • 公開日:2013年2月1日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月29日(木) マハーバリプラム→チェンナイ(日帰り)

今日は車をチャーターして、チェンナイセントラル駅の外国人専用オフィスに行く。
バスではチェンナイまで2時間とのことだが、1時間半ほどで到着。

セントラル駅二階のオフィスに行く。
オフィスは意外にも空いていて先客は2名しかいなかった。6本の列車を申し込む予定なので必死に記入するが、先客の対応終了に間に合わなかった。
ようやく記入を終えカウンターに行くが、型通りコンピューターを操作しただけで「全部ウェイティングです」と言われる。あえなくKO!なすすべもなくオフィスを後にする。

車に戻り、エグモア駅前のトラベルオフィスに行き、ヴィシャカパトナムまでの夜行バスを予約する。VOLVOのセミスリーパーでRs.1100だった。A/C2ndの列車と同額である。

サントメ教会を見て帰る。

途中ヤシのジュースを飲む。

主人はキングフィッシャーを3ダース買い、部屋の冷蔵庫に1ダース入れてくれた。
帰宅後すぐ1本飲む。

4時、ルーフトップに上がる。しかしビールを3本飲んでも誰も来ない。
5時過ぎになってようやく主人登場。いつものエビプレートを注文。今日はなぜかポテトが後から別皿で来た。

【以下の解説は2013年2月1日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月29日(木) マハーバリプラム→チェンナイ(日帰り)

今日は車をチャーターして、チェンナイセントラル駅の外国人専用オフィスに行く。

マハーバリプラムの列車予約オフィスで取れなかった、チェンナイ-ヴィシャカパトナム間のチケットを始め、その先の全行程のチケットを予約しようとチェンナイまで行くことにした。なにしろチェンナイの駅は大きく、外国人専用の予約オフィスがあるのである。
インドの名車アンバサダー

バスではチェンナイまで2時間とのことだが、1時間半ほどで到着。

マハーバリプラムからチェンナイは60km弱の距離である。さすがにチャーターした車はノンストップで走るので早い。それに自分の行きたい場所にピンポイントで行ってくれるので楽である。まあお金で時間と労力を買ったようなものなのである。ちなみにチャーター料は1200ルピーだった。
インドの名車アンバサダー

セントラル駅二階のオフィスに行く。 オフィスは意外にも空いていて先客は2名しかいなかった。6本の列車を申し込む予定なので必死に記入するが、先客の対応終了に間に合わなかった。 ようやく記入を終えカウンターに行くが、型通りコンピューターを操作しただけで「全部ウェイティングです」と言われる。あえなくKO!なすすべもなくオフィスを後にする。

宿の主人も案内役で着いて来ていたのだが、予約オフィスの外で待機すると言い出した。初めはさも「おれに任せておけば大丈夫だ」みたいな雰囲気だったくせに、まったく役立たずである。 予約オフィスは拍子抜けするほど空いていた。急いで申込用紙に記入をして女性係官に手渡すと、それを一瞥して「今はサマーバケーションなのでどれも満員よ」と、まるでこちらが常識外れの大ばか者であるかのように冷ややかな視線を投げつけて来た。それでもこちらが素直に立ち去らないので、実に面倒くさそうにキーボードを操作して、「この列車はキャンセル待ち60人、こちらは75人・・・」とトドメを刺す。まあ予約が一杯なのは係官のせいではないが、あの態度はもう少しなんとかならないものであろうか。
インド・チェンナイセントラル駅

車に戻り、エグモア駅前のトラベルオフィスに行き、ヴィシャカパトナムまでの夜行バスを予約する。VOLVOのセミスリーパーでRs.1100だった。A/C2ndの列車と同額である。

宿の主人に列車のチケットが取れなかったことを告げ、長距離バスのチケット売り場に行ってもらった。 連れて行かれたのは小さな旅行社だったが、「乗り心地が良くてぐっすり眠れるぞ」とボルボ社製のバスを勧められ、結局それにした。しかし後に本当のバス代は900ルピーだったと知り、あらためて宿の主人の無能ぶりを実感することになるのであった。
インド・チェンナイエグモア駅近く

サントメ教会を見て帰る。

「サントメ教会」はキリストの12使徒の一人セント・トーマスの墓の上に建てられたというもので、建物自体は19世紀に建て直されたものである。 それほどすごい名所でもないようだが、私は2001年にチェンナイに来た時、熱を出して寝込んだりしたたためそこに行っておらず、今回はぜひ一目見ようと思っていたのであった。 で、ちょこっと寄って写真だけ撮り、すぐに立ち去ってしまったのであった。
インド・チェンナイのサントメ教会

途中ヤシのジュースを飲む。

助手席に座る主人に喉が渇いた旨を告げると、路地裏の椰子の実ジュース屋の前で車を停めてくれた。 椰子の実ジュースはその場でナタで椰子の実の先端をカットしてもらい、中の汁を飲む。そして飲み終わった後はさらに実を二つに割ってもらい、内側に張り付いた白い油脂を食べる。 ちなみに椰子の実ジュースは主人のおごりだったので値段はわからなかった。そしてここでようやく主人が一緒に着いて来た「価値」みたいなものが、少しだが発揮されたのであった。
インドの椰子の実売り

主人はキングフィッシャーを3ダース買い、部屋の冷蔵庫に1ダース入れてくれた。 帰宅後すぐ1本飲む。

帰路、主人はしきりに沿道の店に視線を送っていたが、やがて一軒の店の前に車を停めさせビールを仕入れていた。でもこの車はこちらがチャーターしたものなので、ここで仕入れたビールを「宿価格」で出されるのはどうも納得がいかない。 その他にも主人は、家具屋の前で車を停めさせ椅子などを品定めしていた。どうにも公私混同気味の主人である。
インドのビール、キングフィッシャー

4時、ルーフトップに上がる。しかしビールを3本飲んでも誰も来ない。 5時過ぎになってようやく主人登場。いつものエビプレートを注文。今日はなぜかポテトが後から別皿で来た。

そりゃあまあ主人も一緒にチェンナイまで行っていたので、食事の支度は大変かもしれないが、あの程度の活躍ならなにも着いて来てもらわなくても良かったのである。だから本業くらいもっと手早くやるように!

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インドのショール