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2010年インドの旅・実録編:第67回 トリチー

         
  • 公開日:2012年12月18日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月22日(木) トリチー 晴 36℃

目が覚めたら8時だった。
昨夜は良く飲んだが、それでも10時には寝たと思うので10時間ほど眠りこけたことになる。
なのに体が動かず目も開かない。しかしこのホテルは朝食付きなので食べねば損と、シャワーを浴び目を覚まし、一階のレストランへ行く。

レストランでは昨日ベッドの件で世話になったマネージャーの(ような)おっさんがいて、またいろいろ世話をやいてくれた。トーストと紅茶だけにしようと思ったのに、いろいろ持って来てくれた。

10時過ぎにホテルを出てバスターミナルに向かおうとしたが、体に力が入らない。起きた時からの体のだるさに、朝食が胃に残っているような重さが加わり、とてもじゃないがバスに乗る気が湧かない。
仕方がないのでリキシャでロックフォート寺院へ行く。Rs.70

寺院へ着いても体がだるく、嫌な汗が出る。ここは階段を登らねばならないのでつらい。
入り口でサンダルを預け、まずは最初の階段に取り付くが、足を踏ん張ってもなかなか体を持ち上げることができない。

ようやく上に上がると、ちょうどお神輿のようなものが寺院に入って行くところだった。
寺院の中には象がいて、二度三度鳴き声を上げていた。

【以下の解説は2012年12月18日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月22日(木) トリチー 晴 36℃

目が覚めたら8時だった。 昨夜は良く飲んだが、それでも10時には寝たと思うので10時間ほど眠りこけたことになる。 なのに体が動かず目も開かない。しかしこのホテルは朝食付きなので食べねば損と、シャワーを浴び目を覚まし、一階のレストランへ行く。

バスの長距離移動の疲れか、それとも酒を飲み過ぎたのか、とにかく体調があまりおもわしくなかった。 部屋の窓からは酒屋の裏庭が見下ろせるのだが、そこにはテーブルと椅子が置かれ酒が飲めるようになっていて、昨夜もたくさんの客で賑わっていた。しかし今はさすがにそこも静まり返り、従業員らしき男が屋根の上で眠っているだけであった。
トリチーの酒屋の従業員

レストランでは昨日ベッドの件で世話になったマネージャーの(ような)おっさんがいて、またいろいろ世話をやいてくれた。トーストと紅茶だけにしようと思ったのに、いろいろ持って来てくれた。

朝食はビュッフェ形式だったが、体がだるいので軽くトーストと紅茶だけ持って席に着いた。しかしマネージャー氏(かどうかはわからないのだが)が気を遣ってくれ、南インド式の朝食をたくさん持って来てくれた。残したら悪いと思い一生懸命食べたら胃がもたれてしまった。
トリチーのホテルのレストラン

10時過ぎにホテルを出てバスターミナルに向かおうとしたが、体に力が入らない。起きた時からの体のだるさに、朝食が胃に残っているような重さが加わり、とてもじゃないがバスに乗る気が湧かない。 仕方がないのでリキシャでロックフォート寺院へ行く。Rs.70

バスターミナルは本当にすぐそこなのに、体のだるさとむわっとした暑さで今にも倒れそうな状態となり、不本意ながら目の前にいたオートリキシャに乗ることにした。なので料金交渉もちゃんとできておらず、もしかしたら少し高めに取られたかもしれない。
トリチーのオートリキシャ

寺院へ着いても体がだるく、嫌な汗が出る。ここは階段を登らねばならないのでつらい。

「ロックフォート寺院」はその名の通り、大きな岩山に造られたヒンドゥー寺院である。つまり頂上へと続く階段を延々と登ることになり、この暑さでは健康体でもちときついところなのである。
トリチーのロックフォート寺院

入り口でサンダルを預け、まずは最初の階段に取り付くが、足を踏ん張ってもなかなか体を持ち上げることができない。

サンダルを脱いで裸足になったので、その分足が軽くなったはずなのにやっぱり足が上がらない。
ロックフォート寺院の靴預け所

ようやく上に上がると、ちょうどお神輿のようなものが寺院に入って行くところだった。

ふうふう言いながらやっとこさ階段を上がったのに、実はそこからが本格的な寺院になるようで、今まさに神様を乗せた輿が運び込まれるところだった。
トリチーのロックフォート寺院

寺院の中には象がいて、二度三度鳴き声を上げていた。

たくさんの信者に囲まれたお神輿が、象のお出迎えを受けるという光景に、思わず「いいもの見た!」と、しばし体調不良を忘れるほど興奮したのであった。でもやっぱりつらい・・・
トリチーのロックフォート寺院

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インドの南京錠