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2010年インドの旅・実録編:第48回 コヴァラムビーチ→カニャークマリ

         
  • 公開日:2012年11月16日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月14日(水) コヴァラムビーチ→カニャークマリ 曇り時々晴 たぶん30℃くらい

6時に起き出し荷造りをする。
また水が出ず、7時頃フロントを起こし水を出してもらう。

7時半、朝食にいつもの店へ行く。
チーズトマトガーリックサンド、パイナップルジュース、紅茶 Rs.140

8時45分、チェックアウトしてバスターミナルに向かう。
途中いつもの店のおやじが待っていて(たぶん)見送ってくれた。

カニャークマリ行のバスは9時30分発とのことでちょっと待った。
来たバスはかなりボロい。前方の左右にテレビが付いていたが、よく見ると箱だけだった。おそらく昔は観光用に使われていたバスなのだろう。
一番後ろの左側を陣取る。
9:35 出発

バスはトリヴァンドラムのバスターミナルで少々停車。車掌が客を呼び込むが、ほとんど空の状態で出発する。
その後も客はちょっと乗ってはすぐ降りる人ばかりでかなり空いていた。

2時間ほど走りいよいよタミルナドゥー州に入った。オートリキシャの色が黄色になるのですぐわかる。

3時間程走り、もうカニャークマリに近いだろうといった辺りから乗客の乗り降りが激しくなり始めた。こんなに長距離を走って来たバスなのに、普通の市バスのよう。

1時半頃、カニャークマリのメインロードに到着。
宿の客引きに見せられたカードが、9年前に泊まったのと同じホテルのものだったので迷わずついて行く。

「Hotel MANICKAM」は外装もきれいになっていたが、驚いたことにエレベーターが設置されていた。
見せてもらった部屋は前回泊まったのとは違う教会側の部屋だったが、ベランダからの眺めは最高。
ベッドはWベッドだったが、床にもう一枚マットを敷いてくれるというのでOKした。Rs.1150(税込)

【以下の解説は2012年11月16日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月14日(水) コヴァラムビーチ→カニャークマリ 曇り時々晴 たぶん30℃くらい

6時に起き出し荷造りをする。 また水が出ず、7時頃フロントを起こし水を出してもらう。

インドの中級以下のホテルでは、従業員が夜フロントで寝ているというケースがよくある。ロビーのソファーで寝ていたりフロントデスクの内側の床に寝ていたりするのである。これは不寝番とともに一応「24時間体制」とするためであろう。確かにこのホテルでも従業員を起こせば、いつでもなんでも対応可能なのである。ってか、その前にいつでも水くらい使えるようにしておいて欲しいものである。
コヴァラムビーチのホテルサンセット

7時半、朝食にいつもの店へ行く。 チーズトマトガーリックサンド、パイナップルジュース、紅茶 Rs.140

昨日のことで懲りて今日はまた「いつも」の食堂に戻った。そして安心して「いつも」の朝食を取った。

8時45分、チェックアウトしてバスターミナルに向かう。 途中いつもの店のおやじが待っていて(たぶん)見送ってくれた。

その朝食を食べる「いつも」の店は、実は夜シーフードを食べていた店でもあり、いうなればこちらはお得意様ということなのである。 バスターミナルへはビーチサイドのいつもの店の前を通ることになり、店のおやじが丁重に見送ってくれた。たまたま店頭にいただけなのかもしれないが、やはり嬉しいものである。ちなみに毎日ビールを飲んでいたバーは、さすがにまだ開いていなかった。

カニャークマリ行のバスは9時30分発とのことでちょっと待った。 来たバスはかなりボロい。前方の左右にテレビが付いていたが、よく見ると箱だけだった。おそらく昔は観光用に使われていたバスなのだろう。

ここコヴァラムはケララ州だが、カニャークマリはタミルナドゥー州になる。バスは双方の州からお互いに越境して運行されているが、この時のバスはタミルナドゥー州のものだった。
カニャークマリ行のバス

一番後ろの左側を陣取る。 9:35 出発

一番後ろの席のすぐ前は、ドアのない乗降口なので風がよく入り涼しい。さらに通路の位置に座れば足も伸ばし放題で楽である。
カニャークマリ行バスの車内

バスはトリヴァンドラムのバスターミナルで少々停車。車掌が客を呼び込むが、ほとんど空の状態で出発する。 その後も客はちょっと乗ってはすぐ降りる人ばかりでかなり空いていた。

ケララ州営のバスではまず見られなかった客の呼び込みが、このタミルナドゥー州のバスでは見られた。同じ国でも州が違えば習慣も違うのである。 そんな「州違い」のバスだからかどうかはわからないが、乗客はあまり集まらず、乗って来た人もすぐに降りてしまうという近距離利用の乗客が主だった。
カニャークマリ行バスの車内

2時間ほど走りいよいよタミルナドゥー州に入った。オートリキシャの色が黄色になるのですぐわかる。

ケララ州のオートリキシャは下が黒で上が黄色という配色の、いわゆるインドタクシーの定番カラーなのだが、タミルナドゥー州のオートリキシャは上下とも黄色く塗られている。 バスの窓から時折通り過ぎる集落をよく観察していると、沿道のチャイ屋などにたむろしているオートリキシャのカラーリングの変化に気づき、州境を越えたことを知るのである。

3時間程走り、もうカニャークマリに近いだろうといった辺りから乗客の乗り降りが激しくなり始めた。こんなに長距離を走って来たバスなのに、普通の市バスのよう。

100km近くの道のりを走って来たバスなのに、最後は頻繁にバス停に停まりたくさんの乗客が乗り降りするという普通のバスになってしまった。ちなみに9年前はトリヴァンドラムのバスターミナルからだったが、ケララ州営バスで3時間でカニャークマリに到着した。
カニャークマリ近郊のバスターミナル

1時半頃、カニャークマリのメインロードに到着。 宿の客引きに見せられたカードが、9年前に泊まったのと同じホテルのものだったので迷わずついて行く。

カニャークマリのバスターミナルは街から少し離れているので、その手前で降りるのがいい。何と言うバス停なのかは知らないが、みんなが降りて行くのですぐわかる。 そんなバス停なので宿の客引きが待ち構えている。9年前もそんな客引きに連れられて行ったホテルに泊まった。そして今回、期せずしてその9年前と同じ宿のカードを見せられたので、これも何かの縁とついて行った。
カニャークマリのホテル

「Hotel MANICKAM」は外装もきれいになっていたが、驚いたことにエレベーターが設置されていた。 見せてもらった部屋は前回泊まったのとは違う教会側の部屋だったが、ベランダからの眺めは最高。 ベッドはWベッドだったが、床にもう一枚マットを敷いてくれるというのでOKした。Rs.1150(税込)

9年前の段階ですでに少しくたびれたホテルだったが、最近全面的にリニューアルしたようで、だいぶきれいになっていた。名称も「MANICKAM TOURIST HOME」から「HOTEL MANICKAM」に変わっていた。また以前はエアコンの付いた部屋などなかった(それどころかシャワーもなくバケツで湯あみした)が、今回はエアコン付のダブルルームで1150ルピーと料金も立派になった。床のマットには私が寝たが、お蔭でベッドの下に落ちていた50パイサを発見した。
カニャークマリのホテルの部屋

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