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2010年インドの旅・実録編:第39回 アレッピ

         
  • 公開日:2012年11月2日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月7日(水) アレッピ 晴 30℃

荷物を置いて散歩に出る。
運河のほとりではやたらとハウスボートやボートツアーの誘いが多い。

喉が渇きオレンジジュース(生)を飲む。Rs.30 高い。

サンダルをRs.345で買う。
買う段になって「大正昭和の」というロゴが付いているのに気づく。

ホテルの入り口近くのレストランで食事。
なかなかはやっているレストランだった。
チキンスープ、エッグチョーメン、水 Rs.110

一度ホテルに帰り、再び外出。
今度は絵ハガキ、水、バナナ、洗剤を買うのが目的。
一番難儀したのが絵ハガキだった。ようやくお土産物屋で見つけたセット(10枚)のものをRs.100で買う。

ホテルに戻りビールを2本頼む。一本Rs.85(定価はRs.45)
買って来たピーナッツ(Rs.7)をつまみに飲む。うま~!!

日記、絵ハガキを書き、再びビールを注文しようとすると、M君がハガキを出しに行くと言うのでビールの追加を2本頼む。
M君はすぐに冷えたビールを持って帰って来た。ホテルに頼まず近くのバーで買って来たとのこと。Rs.75

ビールはおいしかった。
よく寝られそう。

【以下の解説は2012年11月2日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月7日(水) アレッピ 晴 30℃

荷物を置いて散歩に出る。 運河のほとりではやたらとハウスボートやボートツアーの誘いが多い。

アレッピは町中に運河が流れ、そこに観光用や実用の船が浮かびなかなかいい雰囲気の町だ。ただし多くの観光地の例にもれず客引きが多く、のんびり景色を眺めながらゆったり歩くことがなかなかできない。もっともそれも最初だけで、客引きに顔を覚えられるくらいうろつけば、もうあちらもしつこく誘わなくなるはずである。しかし今回はここに一泊しかしないので、誘われるだけ誘われて、断り続けて終わってしまうのである。
アレッピの街並み

喉が渇きオレンジジュース(生)を飲む。Rs.30 高い。

生搾りのジュースは規格品ではないので、店によって使用する果物の質や仕入価格も違うだろうし量も違う、そして立地条件による維持費なども異なるので、当然ジュースの値段も変わる。なので一概に30ルピーが高く、10ルピーなら安いとは言えないが、過去の経験からちょっと高いなと感じた。やはりここは観光地だからだろうか。
アレッピで飲んだオレンジジュース

サンダルをRs.345で買う。

メインバザールで買ったラクダ皮のサンダルは、二度にわたるマッタンチェリー遠征でボロボロになってしまったため、ここで新しい物を買うことにした。
アレッピの靴屋

買う段になって「大正昭和の」というロゴが付いているのに気づく。

試し履きをして買う気になったところで、店員が「これはお前のところの言葉じゃないか?」とサンダルのベルトを指差す。なになに・・・「大正昭和の」・・・? どこから引っ張って来たのか知らないが、こんな文言を印刷するとは、おそらく日本で作られたのではないであろう。もしこれをデザインしたのが日本人なら、それはすごいセンスだと思う。もちろんいい意味でである。なにしろこの文言はその後事あるごとに頭に浮かび、そのたびに、う~ん・・・いったい「大正昭和の」何なんだろう?と考えてしまうほどのインパクトだったのである。
アレッピで買ったサンダル

ホテルの入り口近くのレストランで食事。 なかなかはやっているレストランだった。

はやっている店はおいしい。これはメガネ屋に行く人は目が悪い、というくらいの確率で正しい。時間は1時半頃であったが、このレストランは大いににぎわっていて、ひとつだけ空いていた入り口付近のテーブルに着いた。
アレッピのレストラン

チキンスープ、エッグチョーメン、水 Rs.110

チキンスープはクリームスープで、まろやかな味付けが下痢をしているお腹に優しかった。またチョーメンにはモヤシがたっぷり入っていてなかなかヘルシーな作りであった。どちらもおいしかった。
クリーム・オブ・チキンスープ

一度ホテルに帰り、再び外出。 今度は絵ハガキ、水、バナナ、洗剤を買うのが目的。 一番難儀したのが絵ハガキだった。ようやくお土産物屋で見つけたセット(10枚)のものをRs.100で買う。

買ったサンダルに履き替えるため一度宿に戻った。新しいサンダルは私の足にフィットしてとても履きやすい。もしかしたら「大正昭和の」に続く言葉は「履き心地」なのかもしれない。 明日はまた一日移動なので、食いっぱぐれがないようにバナナを買う。そしてこれも旅の必需品である洗剤を買い足す。洗剤はビニールの小袋に入ったもので1ルピーか2ルピー。どこにでもある小さな雑貨屋の店先にも吊るされていて、いつでも必要な分だけ買えるので、たくさん持ち歩かなくて済むのがありがたい。
アレッピの果物屋

ホテルに戻りビールを2本頼む。一本Rs.85(定価はRs.45) 買って来たピーナッツ(Rs.7)をつまみに飲む。うま~!!

宿に戻るとフロントで「ビールはいらないか?」と声を掛けられた。たまたまビールのつまみにぴったり!のピーナツも買って来ていた。これは神様の粋な計らいに違いない。二つ返事で即答した。

日記、絵ハガキを書き、再びビールを注文しようとすると、M君がハガキを出しに行くと言うのでビールの追加を2本頼む。 M君はすぐに冷えたビールを持って帰って来た。ホテルに頼まず近くのバーで買って来たとのこと。Rs.75

あっという間に2本のビールは消えて無くなり、まだ飲み足りない。そこで外出すると言うM君に、フロントでビールの追加をしてくれるようお願いした。 するとM君は自力で冷えたビールを買って来てくれた。お蔭で値段が10ルピー安く済んだ。聞けば酒屋ではなくバーに入って行って売ってもらったとのこと。実にあっぱれなことである。
アレッピのバーの看板

ビールはおいしかった。 よく寝られそう。

下痢をしているのにどうかと思うが、ビールは本当においしかった。 昨夜の寝不足もあり今夜は熟睡できそうとベッドに横になったが、日本にいるはずの友人が突然この部屋にやって来た夢を見て夜中に目覚める。嫌な予感が脳裏をよぎり、「もしや・・・」と思ったら体が震えた。 ちなみにその友人は今も健在である。
アレッピの宿の部屋

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