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2010年インドの旅・実録編:第31回 ゴア

         
  • 公開日:2012年10月23日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月3日(土) パナジ 晴 33℃(カラングート・ビーチ)

7時ジャストに目が覚める。
8時頃朝食。昨日と同じ内容。トースト、オムレツ、紅茶

9:30 ホテル出発
10:00 バス・ターミナルの列車予約オフィスへ行き、ウェイティングリストを調べてもらう。
30分待ち確認してもらったところ、4、5番とのこと。

10:32 バスでカラングート・ビーチへ

最後のアプローチで車が混み、11:30バス・ターミナルへ到着

ここは砂浜が広く、パラソルとベンチが並び、海の家的なレストラン(カフェ)もあり、本格的な海水浴場だ。

しかし波が高く、本気で泳いでいる人はほとんどいない。
パラセーリング、バナナボート、水上バイク、モーターボートなどでとても賑やか。

トウモロコシRs.20と水(500ml)Rs.10を買い、浜辺で食べる。

浜辺から真っ直ぐ延びる道沿いのレストランで昼食。

エビのガーリックソース(ポテト&ライス付)Rs.400、ビールRs.90、パッパルRs.20

再び浜辺へ行き、パラソルとベンチを借りる。Rs.100
音楽を聴きながらウトウトする。

3時過ぎ、浜辺を離れバス・ターミナルへ
ちょうどパナジ行のバスが出るところだったが、先にトイレへ行く。
ここのトイレはシャワールームを兼ねているようで、トイレだけならRs.2でOKだが、体を洗う人はもう少し必要なよう。

3:32 バスはトイレから戻るのを待っていてくれ、乗り込むとすぐ走り出した。

4:25 パナジ到着

トマト10個Rs.5
モンキーバナナRs.20

酒屋でビール4本と水、おつまみを買う。Rs.125

ホテルに戻りシャワーを浴び、洗濯していたら停電。
しばらく復旧しなかった。

【以下の解説は2012年10月23日 のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月3日(土) パナジ 晴 33℃(カラングート・ビーチ)

7時ジャストに目が覚める。 8時頃朝食。昨日と同じ内容。トースト、オムレツ、紅茶

まあ宿泊料金に含まれる朝食などそんなものである。ここにはもう一泊するので、明日もまた同じものを食べることになるのである。

9:30 ホテル出発 10:00 バス・ターミナルの列車予約オフィスへ行き、ウェイティングリストを調べてもらう。 30分待ち確認してもらったところ、4、5番とのこと。

先日取った列車のチケットがRAC(Reservation Against Cancellation)扱いだったので、バス・ターミナルに行ったついでに状況が変化したかを調べてもらった。RACにも序列があり、番号が若い方が優先的に席をもらえるのだ。 結果は5,6番だったものが4、5番になっていた。少しだけだが出世したわけである。
パナジの列車予約オフィス

10:32 バスでカラングート・ビーチへ

希望日の列車が取れず、図らずもパナジに一日長く滞在することになったのだが、特にやることもないのでビーチに行ってのんびり過ごすことにした。ゴアにはたくさんのビーチがあり、それぞれに特徴があるようだが、とりあえずパナジから行きやすそうなカラングート・ビーチに行先を決め、いざ出発!
パナジのバス

最後のアプローチで車が混み、11:30バス・ターミナルへ到着

バスは西に向かって走り、海に突き当たると北上を始めた。つまり海岸線に沿って走っているわけで、カラングート・ビーチに到着するまでにもいくつか海水浴場らしきところを通って行った。しかし道が渋滞したのは本当にカラングート・ビーチが間近に迫った時だけで、それだけここが人気のあるビーチということなのである。
カラングート・ビーチ行のバス

ここは砂浜が広く、パラソルとベンチが並び、海の家的なレストラン(カフェ)もあり、本格的な海水浴場だ。

ここは本当に典型的な海水浴場である。それは浜辺だけでなく、そこに続く道からして水着や浮き輪をぶら下げた店などが建ち並んでいて、いやが上にも海水浴気分を盛り上げてくれる。
ゴアのカラングート・ビーチ

しかし波が高く、本気で泳いでいる人はほとんどいない。 パラセーリング、バナナボート、水上バイク、モーターボートなどでとても賑やか。

4月は完全なオフシーズンではないが、それでも波が高く泳ぐにはあまり適していないようだ。しかしここはアクティビティが充実しており、特にインド人には人気のビーチ・リゾートなのである。
ゴアのカラングート・ビーチ

トウモロコシRs.20と水(500ml)Rs.10を買い、浜辺で食べる。

しかし私はここに泳ぎに来たのでも、マリンスポーツをしに来たのでもなく、ただ海でも眺めてゆっくりしようと思っただけなので、ハッキリ言ってみんなの仲間に入れない。実はまさかこんな騒々しい所だとは思ってもいなかったのである。なので海を遠目に見ながら、木陰でトウモロコシをほお張るのである。
インドのトウモロコシ

浜辺から真っ直ぐ延びる道沿いのレストランで昼食。

しばらく海を眺めたのち、昼食を取ることにした。バス・ターミナルからビーチへと続く道には、いかにもリゾート客の好みそうなレストランなども多く、せっかくなのでそんな一軒に入ってみた。
カラングート・ビーチのレストラン

エビのガーリックソース(ポテト&ライス付)Rs.400、ビールRs.90、パッパルRs.20

海の近くなのでやはりシーフードであろう。それもできれば魚なんかじゃなくてエビかカニがいい。しかしエビというのはどこに行っても高いものなのである。400ルピーもした「エビのガーリックソース」は、10尾ほどのエビが味のゆるいチリソースのようなものにからめられているだけであまりおいしくなかった、というか、エビがちょっと臭かった。実にがっかりである。 「パッパル」というのは、豆の粉をベースにしたものを薄く延ばして火であぶったもの。パリパリした食感で香ばしく、スパイスを練り込んだピリ辛味のものなどはビールに良く合う。ビールを出すようなレストランならメニューになくてもたいてい置いてあり、サービスで供されることもある。この店は有料だったが、それでも20ルピー程度のものである。
カラングート・ビーチでの昼食

再び浜辺へ行き、パラソルとベンチを借りる。Rs.100 音楽を聴きながらウトウトする。

ビールでほろ酔い気分になった勢いで、先ほどまで遠目で見るしかなかった「リゾート客」の仲間に入った。他のパラソルの人たちは、ビールを注文したりマッサージを受けたりして、相変わらず私に「差」を見せつけるが、こちらもマイペースで音楽など聴きながらしばし午睡をむさぼるのである。
ゴアのカラングート・ビーチ

3時過ぎ、浜辺を離れバス・ターミナルへ ちょうどパナジ行のバスが出るところだったが、先にトイレへ行く。 ここのトイレはシャワールームを兼ねているようで、トイレだけならRs.2でOKだが、体を洗う人はもう少し必要なよう。

さすが人気の海水浴場である。バス・ターミナルの隅にあったトイレは、シャワールームと更衣室も兼ねていた(というか更衣室の方がメインか)。もちろん有料だがおそらくそれほど高くはないであろう。なので日帰りで遊びに来る人は、ここを利用すればいいのである。
カラングート・ビーチのバスターミナル近辺

3:32 バスはトイレから戻るのを待っていてくれ、乗り込むとすぐ走り出した。

親切なのかそれとも一人でも乗客が欲しかったのか、とにかくバスは私の「トイレ待ち」をしていてくれたらしく、まったくありがたいことである。
パナジ行のバス

4:25 パナジ到着

帰りは渋滞をしたわけではないが、やっぱり一時間近くかかってしまった。泳いでなくてもビールを飲んだので少し疲れた。
パナジのバス

トマト10個Rs.5 モンキーバナナRs.20

バス・ターミナルから徒歩でパナジの町へ行くには、ターミナルの正面から出るのではなく、西側の隅の塀が切れた所から抜けるのが近道なのだが、そういう場所にはちゃんと露店が出ている。私もそんな店でモンキーバナナを一房とトマトを買った。トマトは皮が固く、おそらくは料理に使うものなのだと思うが、私は水で洗ってかぶりつくのである。
パナジの果物売り

酒屋でビール4本と水、おつまみを買う。Rs.125

今日もまたビールの夕飯である。なんせ酒税が・・・もういいか。 酒屋にはワインもたくさん並んでいる。インドの国産ワインは「スーラ」というものが有名であるが、私はビール党なのでワインは買わないのだ。
パナジの酒屋

ホテルに戻りシャワーを浴び、洗濯していたら停電。 しばらく復旧しなかった。

なかなか立派なホテルだと思っていたが、やはりここも停電するようだ。インドのホテルでも高級ホテルになれば停電はまずない(自前の設備で賄えるということ)。しかし中級以下になると停電は珍しくなく、部屋には灰皿とともに当たり前のようにロウソクとマッチが置かれていたりする。 とにかく暗くちゃ洗濯もできないので、しばし中断して手探りでビールを飲むのである。 しかしゴアでは本当によく飲んだなあ。酒税がないのは酒飲みには本当にありがたいことだが、こんなところに住んだら、あっという間にアル中になりそうである。

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