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2010年ジャイサルメールの旅・その22

         
  • 公開日:2011年10月26日
  • 最終更新日:2022年6月11日

ジャイサルメールでの宿泊は城塞内と城塞外の両方にしようと考えていたのですが、あらかじめ予約を取っていたのは城塞内で過ごす最初の2泊分だけで、あとの2泊(実はこの時はまだ1泊と思っていたのですが)はこれからホテルを探さなければなりません。

そういうのが慣れていない方は「うわっ、めんどくせ!」とか「え~、ちょっと不安~」とか思うかもしれませんが、よほどのシーズンや特別な祭りの開催日でなければたいていどこかの宿に落ち付けますし、実際に部屋を見てから決められるというのはなかなかいいのです。

ということでやって参りましたのは、城塞外ではありますが城を間近に望む立地にあり、築300年近くという歴史を誇る豪邸ホテル「ナチャーナ・ハーヴェリー(Nachana Haveli)」です。ガイドブックによりますと「客室は快適」「天井に彫刻」「バスタブあり」と至れり尽くせりなわりに料金は2000~3000ルピー(約4000円~6000円)とお手頃なのです。

見て下さい、中庭に面したフロントでさえこの豪華さです。そんな豪華な装飾に、貧乏性な上に身なりはそれを具現化したようなTシャツ姿の私は一瞬ひるんでしまいましたが、そこは「実は金は持ってんど!」という(ホントは持ってないんだけど)精いっぱいの虚勢を張って、「明日ここに泊まりたいんだが、部屋はあるかね」と偉そうに聞いてみました。
するとフロント氏はごく簡単に「すべて満室でございます」なんて言うのです。

う~ん、さすがは「豪華さ」と「お手頃料金」の同居したホテル、そりゃまあ人気があるでしょうなあ。

しかしホテルはここだけじゃないのです。捨てる宿ありゃ拾う宿ありなのです。

でもちょっとその前に、せめてここでお茶くらい飲んで行こうかと、未練たっぷりにテラスへの階段を上って行ったのでありました。

*情報はすべて2010年3月時点のものです。

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