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2010年ジャイサルメールの旅・その1

         
  • 公開日:2011年9月26日
  • 最終更新日:2022年6月11日

ここでは2010年3月に行ったジャイサルメールの旅のお話をさせて頂きます。

インド・ジャイサルメールの旅まずこの地図でジャイサルメールの位置を確認しておきますと、赤い丸がデリーで、その左側の青い丸がジャイサルメールとなります。方角で言えばデリーのほぼ西、鉄道の距離にして約920Kmといったところに位置しております。

とまあこの地図上の白い部分、つまり現在のインドの国土からしますと、ジャイサルメールは西の端っこ、最果ての地になっており、実際インド国鉄の線路もここまでとなっております。
ただしそれは印パ分離独立によって国境線が引かれたためでありまして、かつてジャイサルメールは東西交易の中継地として重要な役割を果たしていたのです。
しかし交易ルートの海路へのシフトや前出の印パ国境の封鎖で、ジャイサルメールは次第にすたれて行き、それが故にその後街の開発改修があまり行われず、そこには今でも往時の繁栄を偲ばせる城塞や豪商たちのお屋敷などが残り、それが観光の目玉となっているのであります。

そんなジャイサルメールには列車で行きました。
先に述べました通り鉄路は920Kmありますので、所要時間は18時間弱かかります。

列車はデリー駅(メインバザール前にあるニューデリー駅ではなく、チャンドニーチョウクのそばにある通称「オールドデリー」駅です)を17時40分に出発する”DIL JSM EXPRESS”です。
私たち(二人旅でした)はその列車のエアコン付二等寝台(AC 2nd)を予約しました。一人1,214ルピー(約2,428円)でした。列車がジャイサルメールに到着するのは翌日の11時30分の予定となります。
なかなかの長丁場ですが、そのうちの数時間は寝て過ごしてしまうことを考えれば、それほど苦にはならないでしょう。

それでは、駅の中へと入って行きましょう。

*情報はすべて2010年3月時点のものです。

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インドの南京錠