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負傷者多数発生・・・か?:ポンディチェリー

         
  • 公開日:2011年1月20日
  • 最終更新日:2022年6月3日

ポンディチェリーの絵葉書を買おうと、政府広場のそばにある書店に向かったところ、ちょうど店の前あたりが黒山の人だかりとなっていて、道も警察によって止められていました。いったい何があったのでしょう?

人垣をかき分けて覗いてみますと、ストレッチャーが何台か用意されていました。

そしてその横には背中から血を流し、頭を包帯でぐるぐる巻きにした男性が立っており、あちらからはやはり頭に包帯を巻いた若い女性が少々殺気立った男に先導されてこちらにやって来るところでした。も、もしかしたらテロか!

いえ、ご安心下さい。実はこれ、テロではなくロケなのです。
なんという映画なのかはわかりませんが、とにかく負傷者がたくさん出たというシーンを撮っていたようです。ご存知の方も多いと思いますが、インドは映画産業が非常に盛んな国で、たまにこうしたロケ風景に出くわすことがあるのです。(と言っても私もこんなにドンピシャで出会ったのは初めてでしたが)

しかし見回した限りでは「スター」らしき人はいないようで、たくさんのエキストラを使っての撮影らしく、このあとみんなしてぞろぞろと同じ方向へ引き上げて行きました。

そういえばこの朝この界隈をうろつき回っていたところ、裏路地でたくさんの人が炊き出し飯のようなものにあり付いている光景を見たのですが、どうやら彼らはこの撮影に参加するスタッフやエキストラだったようです。食事の施しを受けるようなかわいそうな境遇の人にしては、みんなわりと身なりがいいなと不思議に思っていたのですが、ようやく謎が解けました。

それにしても、一応映画の題名くらい聞いておけばよかったなあ。

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インドの南京錠