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ここは大きな岩山全体がお寺なのだ:トリチー

         
  • 公開日:2011年1月7日
  • 最終更新日:2022年6月6日

すでに日本を発って2ヶ月弱、だいぶ体に疲れが溜まっていると見え、昨晩は10時間ほど眠りこけたというのに寝起きは体がだるかった・・・

ホテルはバスターミナルの近くなので、トリチーでの行動はバスが基本になるはずだったのですが、ホテルを出て10mも歩かないうちに体から力が抜けて行き、もう一歩も歩けないような状態になってしまいました。

そこで仕方なくオートリキシャに乗ることにしました。行き先はロック・フォート寺院、ほんの15分ほどの距離でしたが、料金は70ルピー(約140円)取られました。オートリキシャで行ったため、いきなり寺院の真ん前に着いてしまいましたが、できることならまず初めにこういう(下の写真参照)全景を見てから入るのが良いと思います。

このようにここは大きな岩山にいくつかの寺院が造られているという場所なのですが、この岩山全体が「ロック・フォート寺院」と呼ばれています。

ここにある主な寺院は、シヴァ神を祀るシュリー・ターユマーナスワミー寺院と、ガネーシャ神を祀るヴィナーヤカ寺院です。

たまたまこの日(2010年4月22日)とその翌日は、シヴァ神とパールヴァティ女神の結婚を祝うお祭りとのことで、ちょうど私が到着した時に神輿のようなものが神殿に運び込まれて行き、それを出迎える象が二度三度鳴き声を上げていて、「おっ、いいものを見たぞ」と嬉しくなりました。しかし体の変調はまだ治っておらず、大きな岩をくり抜いて付けられた石段を上がるのがきついのなんのってあーた・・・
特に洞窟状になったところは風通しが悪くモワッとしていて、なんだか額に嫌な汗が吹き出し、胃もムカムカして吐きそうです。しかしこんなところでうっかり吐いてしまったら、信者たちに袋叩きにあうどころかシヴァ神からどのような仕打ちをされるかわかったものではありません。

そこで上がらぬ足をなんとか一歩ずつゆっくり動かし、はあはあ言いながら頂上を目指したのであります。

そんなわけで息絶え絶えになりながらも、ようやく見晴らしの良い場所まで登って参りました。さあ、あと一息で頂上だ・・・と思ったら、これより先は信者しか入れないとのこと・・・

えぇ~っ、そんなあぁ~

と言いながら、ホントは内心ホッとした私だったのであります。

なんだかぜんぜんお寺の紹介になってなくてすみませ~ん。
ホントこの時はもっんのすごく調子が悪かったのです。

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木彫りのガネーシャ