No.090 ジャレビーを作る男

ジャレビー屋のおやじ先住民が週に一度開く市にはさまざまなものが並ぶ。
これはジャレビーというお菓子を作って売る店である。
ジャレビーというのは溶いた小麦粉を細い穴から細く垂らし、熱い油の中で渦巻き状にして揚げ、甘いシロップに浸したものである。
一般的には金属のボウルの底に穴をあけ、そこから滴り落とす方法がよく使われるようだが、このおっさんは布袋を使っていた。
きっと金属のボウルから落とすより、この方が搾り加減で太さを調整できるので職人技が生きるのだろう。
まあただ道具がそれしかなかったからとも考えられ、その方が可能性は高いかもしれないけど・・・いや、このおっさんの目を見れば、彼が腕利きの職人であるということは一目瞭然なのである。

インド・チャッティースガル州ジャグダルプル郊外にて

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