看板画像No.058 寄らば大石の陰

寄らば大石の陰これは木陰ならぬ石陰に身を寄せるヤギたちである。
この大石は「クリシュナのバターボール」と呼ばれ、巨大な丸い石のくせに、これまた全面石でできた斜面に不安定な姿のまま長年静止している。実際近くで見ると今にも転がり落ちそうで実に恐ろしい石なのだ。
そんな石のある場所(公園なのだが)は朝になるとヤギが放牧され草を食む。そしてお腹がいっぱいになったヤギたちは、こうして大石の陰で南インドの強い日差しを避け、休憩するのである。
もっともそれも静かな朝のうちだけであり、やがてヤギたちは観光客に追われるようにこの場所から立ち去らねばならないのである。

インド・タミルナドゥー州マハーバリプラムにて

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