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インド :微笑むのは勝利の女神ではなく勝者自身なのだ・インドのお土産屋無店舗販売

         
  • 公開日:2006年12月3日
  • 最終更新日:2022年6月24日

同様のお話は前にも書きましたが(「笑顔もやはり金次第」参照)、なかなか本心を表情に表さない日本人とは違い、インドの人はまさしく「現金」で、言い換えれば「素直」で、私にとってはそこんところが魅力に感じるわけです。

ゴア州マプサの公設市場をうろついていると、二人のお土産売りがとてもしつこく付きまとって来ました。
ひとりはそれほど若くはない女で、絵を売っていました。もうひとりは少女で、こちらは銀のアクセサリーを売っていました。

私は市場をあちこち隈なく、結構精力的にずんずん見て歩いていましたので、そのうち彼女らはあきらめてしまうだろうくらいに思っていました。
しかし、そこはさすがのインド商人のはしくれです。彼女らは常に私に付いて周り、私が疲れて木陰に座り込むと、最後の猛チャージを仕掛けて来たのです。それはそれは熱心にしつこくしつこく・・・

そして私はついに根負けして、「自分用の記念品」という名目で絵を買ってしまったのです。で、その後に撮ったのが上の写真なわけですよ。

どうです、売れた人と売れなかった人のこの表情の違い。
まあこんなに分かりやすいのも珍しいかもしれませんが、右の女性の満面の笑みに対して、少女の目の怖いこと・・・ぶるぶる。

えっ?

インド人でなくても、女性はみんなそうだ?

ぶるぶる・・・

真鍮製のアンティーク弁当箱