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2001年6月29日(金)チェンナイ・2001年インドの旅第72回

         
  • 公開日:2010年1月20日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

6/29(金) チェンナイ 晴 気温35℃

今日は朝から喉と鼻の奥が痛く、風邪のひき始めの症状。
無理しないように一回りし、フードワールドで缶詰のソーセージRs.116、パン、オレンジ、ミルク、トマトジュースを買う。全部でRs.300

帰ってホットドッグを作って食べようとしたが、パンはボソボソ、ウインナーソーセージはべちゃべちゃでぜんぜんおいしくない。

昼寝をしたが、暑さと騒音で目が覚める。

【以下の解説は2010年1月20日のものです】

インドではフライドライス(ピラフ)とチョーメン(やきそば)が、どこに行ってもたいてい食べられるので、日本食が食べたくて食べたくて仕方ないという事態にはならなかったのですが、なぜかホットドッグが無性に食べたくなりました。
まあ今なら大きな都市には外資系のホットドック屋などもあるのですが、この時は見つけることができず、例のフードワールドでコッペパンと缶詰のソーセージを買って来て、自分で作ることにしました。

ところが、このパンがひどくぼそぼそした代物で、生地が非常にもろいのです。
そしてそこに缶詰の汁に浸されて水分を含んだソーセージを乗せますと、これが完全にぐちゃぐちゃのぼろぼろになってしまい、気持ち悪いのなんのってありません。

結局ひとつ食べたところでホットドッグ制作は断念し、あとは別々に食べました。

ところで、先日コイルヒーターが壊れてしまい、その後お湯のない生活を強いられていた私たちですが、Mくんが「おれが湯沸かしポットを買うよ」と言いだしました。
私は今後の移動を考えて、あまり荷物になるものは買わない方がいいと言ったのですが、自分で持つから大丈夫だとのことでしたので、一緒に街の電器屋へ行ってポットを買いました。

白いプラスチック製ボディーのポットはデザインもおしゃれで、値段も1,150ルピーもしましたが、コップに突っ込んで使うコイルヒーターとは違い、それ自体でたっぷりお湯が沸かせますので実に便利です。さっそくMくんと、文化的生活の復活を祝して紅茶で乾杯しました。

しかしその後、ポットを入れたビニール袋をリュックにぶら下げて移動するMくんの姿を見るたびに、なんだか夜逃げのようで可笑しくてしかたなかったのであります。

つづく

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インド先住民族の工芸品ドクラ