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2001年6月12日(火)バンガロール・2001年インドの旅第47回

         
  • 公開日:2009年12月9日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

6/12(火) バンガロール うす曇 気温24℃

7:45 起床
睡眠充分(薬のせい)

お湯を沸かせないので水出し紅茶。 うまくない。
パン3個

ハガキを出す。6/12付分に天候と気温を入れるのを忘れた。
うす曇 24℃ (10:25)

いつものネットカフェに行くも開いておらずブラブラする。

夕食はいつものところでいつものやつ。
ガーリックチキン
プレーンライス
サムズアップ

7:20 Check Out 問題ナシ
台帳にも安い金額が書いてあった。

リキシャで駅へ
言い値Rs.70 → Rs.40
それでも高い。前回Rs.30
メーター 21.6 だった。

乗り込む予定の車両を前に、涼しい風の吹くホームで甘いコーヒーを飲む。(Rs.6)
あと1時間。 トイレは有料 50パイサ、きれい

20:30 車両に入る。とても寒い。18℃

22:30頃寝る。

〔6/12の支出記録より〕

ガンディー公園(トイレ) Rs.2
ネットカフェ Rs.60
夕食 Rs.45
ホテル代(延長料) Rs.110
リキシャ Rs.40
コーヒー Rs.6
トイレ Rs.0.5
列車 Rs.918
_______________________

合計 Rs.1,181.5

【以下の解説は2009年12月9日のものです】

いよいよバンガロール最後の日、薬(別にアヤシイ薬ではなくバッファリンです)を飲んで寝たために睡眠も充分で、チェックアウト時間も列車の出発時刻に合わせてあるので、今までにない余裕の出発日となりそうです。

しかし昨日からコイルヒーターが動作しなくなってしまって、お湯が沸かせないのには困りました。しかたなく紅茶を水で淹れてみたのですが、やっぱりおいしくありません。おそらくこの部屋のコンセントの接触不良が原因だとは思うのですが、ちょっと心配です。なにしろコップに突っ込みお湯を沸かすだけという、とても単純明快なコイルヒーターは、水に入れずに空焚きした時などにはヒューズが切れるようになっているのですが、そのヒューズはコイルの根本のプラスチック部に密封内蔵されているために交換不可能なのです。つまり一度ヒューズが切れてしまうと、ただのゴミになってしまうのです。
こういう事態になって初めて、熱いお茶が飲めるというのは、実に文化的なことなんだなあということがよくわかります。

日中はいつも通りに街をぶらつき、夕方に近い時間にいつものレストランでガーリックチキンの食べ収めをしました。まあガーリックチキンはどこへ行っても食べられるのでしょうが、毎日顔を合わせていたちょっと強面の給仕のおっさんとはもうこれでお別れなのです。
明日からはもう来ないけど、元気でやって下さい。

チェックアウトの前にシャワーを・・・いえ、シャワーはないので、バケツに溜めたお湯で汗を流しました。

思えばこの薄暗いバスルームにもすっかり慣れたなあ。初めの頃は天窓から進入して来る蚊の攻撃に悩まされたり、蛇口からお湯に混じって枯葉が出て来て仰天したり、裏の工事現場で働く人たちの大声が気になったりしたものですが、今ではもうすっかり「我が家」みたいな感覚になってしまいました。

支払金額のことがちょっと不安だったチェックアウトも、結局何事もなく無事に済みました。のぞき見した宿の台帳にも、もらったレシートに記入されていたのと同じ金額が書き込まれていました。おそらく差額の200ルピーちょっとは、あのマネージャー風のおっさんのポケットに収まったのでしょう。

オートリキシャでバンガロール・シティ駅に向かいました。
今回は荷物があるためか、それとも夜間のためか、どうしても40ルピーから下がりませんでしたが、せっかくシャワー、いえ、バケツでお湯を浴びてさっぱりしたのですから、無理して歩いて汗まみれになることもないでしょう。

今回乗る列車「カニャークマリ・エクスプレス」は、ここバンガロール・シティ駅が始発となり、ホームにはもうその車両が横付けされていました。これならまず間違いなく定刻に出発することでしょう。
インド・列車のチケットまだ列車には乗り込めませんが、ホームの気温もほどよく、余裕でコーヒーなど飲みながら待っていればいいのです。

夜行列車も4度目ともなればもう慣れたもので、今回は私たち二人とも下のベッドを予約してありました。その方がベッドが広く快適に寝られ、座席として使う時にも窓側が与えられるのです。
しかし下段ベッドはいいことばかりではなく問題もありまして、それは相席の人が上のベッドに上がってくれるまで寝られないということです。
実際この時も、私は乗車早々にベッドに横になりたかったのですが、相席になったインド人はなかなか動こうとはせず、本来私のベッドとなるべき座席に座り、いつまでも本など読んでいるのです。

出発から1時間半、ついに私は我慢ができなくなり、隣で本を読んでいるインド人に「もう寝たいのだが・・・」と告げ、まだちょっと未練がましく居座ろうとするそのインド人を促し、私も積極的にその人のベッド作りを手伝ったりして、なんとか上段のベッドに上げるのに成功したのでありました。

ああ、これでやっとゆっくりできる・・・

そして明日は、いいよ本場中の本場の南インド、ケララ州だ。

実に楽しみです。

つづく

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インドのマフラー