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2001年5月31日(木)パナジ・2001年インドの旅第32回

         
  • 公開日:2009年11月16日
  • 最終更新日:2022年6月23日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

5/31(木) パナジ

アンジュナビーチへ行き、明日のHotelの手配。

パナジでバスチケットを買う。 6/3発 Rs.303

オートリキシャ マプサ → アンジュナ → パナジ Rs.250 + Rs.11

ネットカフェ Rs.32

夕食 Sher-E-Punjab
チキンマサラ Rs.50
プレーンライス Rs.18
水 Rs.15

〔5/31の支出記録より〕

リキシャ(パナジ→マプサ) Rs.130
昼食(チキンロール他) Rs.56
絵(2枚) Rs.200
アクセサリー(2セット) Rs.150
コーラ Rs.12
マジックペン Rs.25
リキシャ(マプサ→アンジュナ→パナジ) Rs.260
ネットカフェ Rs.32
夕食 Rs.83
ホテル代 Rs.351
______________________________________

合計 Rs.1,299

【以下の解説は2009年11月16日のものです】

マプサからアンジュナ・ビーチまではバスもあるようでしたが、時間を調べるのももどかしく、さっとオートリキシャで行くことにしました。

オートリキシャはマプサの街をあっという間に離れると、ちらほらヤシの木が立つ田園風景の中をひた走ります。はたしてこの先に本当にビーチリゾートなどあるのでしょうか。

と、少々心配になって来た頃、突然目の前に水平線が見えました。おお、海だ!

いきなり海が見えたのは、着いた所が海よりだいぶ高い位置にあったからです。どうやらビーチはこの崖の下にあるようなのです。

そんな崖の突端には、なるほどリゾート地らしく、海を眺めながらビールを飲めるカフェのような建物があります。
でもその他にはこれといったものもなく、観光客らしい人もほとんど見当たりません。
そりゃあ「シーズンオフ」とは聞いてはいましたが、空はこんなに晴れ渡り、なにより気温は夏真っ盛りでありますので、こんなに閑散としているとは思ってもみませんでした。でもまあ、そのために宿賃が安いのなら、わたし的にはまったく問題はないわけです。

あまりの閑散ぶりに帰りの足を心配した私は、乗って来たオートリキシャにここで待っていてくれるように頼み、宿のありそうな小道に入って行きました。

そんな小道を少し入った左側に「POONAM GUEST HOUSE」はありました。門を入り、ひと気のないフロントで奥に声を掛けると、すぐに青年が出て来てくれました。
部屋があるか?と聞くと、ある、との答えでしたが、そりゃまあそうでしょうねえ、こんなに静まり返っているんですから・・・

見せてもらった部屋はフロントのある建物ではなく、六角形をした離れの建物の二階でした。
部屋にエアコンは付いていませんでしたが大きな窓があり、海から吹いて来るのでしょうか、心地良い風がよく通り抜けて行きます。窓の外には狭いながらもバルコニーがあり、部屋の調度もリゾートっぽく、なかなか快適そうで気に入りました。そしてなにより、一泊の部屋代が300ルピーというのがまた気に入りました。これを2人で割りますので一人150ルピー、約400円なのです。

私は即決し、明日必ず来るから部屋を取っておいてね(まあ、この状況からいきなり満室になるとは考えられませんが)と言い残し、待たせてあったオートリキシャに飛び乗ると、パナジへと帰って行きました。

パナジに戻るとすぐにバススタンドへ行きました。
次の目的地を内陸部のバンガロールにしたのですが、そこまでの列車がうまく見つからず、バスで行くことにしたのです。

バスのチケットは難なく取れました。
出発は6月3日の午後6時、夜行の直行バスで、バンガロールには翌日の早朝に着くとのことでした。

さて、今夜もう一晩ホテルアロマに泊まらなくてはなりません。昨夜はあのオンボロエアコンのせいで安眠できませんでしたが、今朝出がけにフロントに毛布の手配を頼んでおいたので、今夜はなんとかなるでしょう。

部屋に戻ると毛布は用意されておらず、昨日と同じ薄いシーツがあるだけでした。

でもなんだか再請求するのも面倒になってしまい、窓のカーテンを全部エアコンの前まで引っ張って行き、吹き出し口の前に垂らすことで、風が直接ベッドに吹き付けて来ないようにして、とにかく今夜一晩をしのげるようにしました。あー、今夜を乗り切れば、明日はビーチ・リゾートだぞ!

私は薄いシーツにくるまり、辛い今日より明るい明日を夢見て、眠りについたのであります。

つづく

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