パキスタンとの国境にもほど近いこの地方はイスラム教徒が多く暮らす土地であり、彼らの中にはアジュラック(アズラック)と呼ばれる、イスラム独特の柄を使った布を作り続けている人たちがいます。
基本的にアジュラックは天然染料を使い、
細かい幾何学模様を彫り込んだ木版で何度も重ね押しして柄を付けて行きます。
一枚の布が出来上がるまでに十数工程、二週間以上もの時間を要します。
また他の地域のブロックプリントとの大きな違いは、布の両面に柄付けする技術を持っていることです。
これによりショールのように両面が見えるものへの使用も可能となるわけです。
アジュラックの布は何度も洗ううちに色が落ち、とてもやわらかな風合いになって行きますので、ぜひ長くお使い頂き、自分だけの色を作り上げてみて下さい。
この商品は「ラクダ隊商パインズクラブ楽天市場店」にて販売しております。
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