第57回：ブジ / 朝のゲストハウス

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月20日（水）ブジ　晴　27℃

昨夜は早目（9時頃）に寝たが、疲れているわりにはなかなか寝付けず、またいつにも増して眠りが浅く、朝４時に目が覚めてしまった。
薄い上掛けだけでは寒く、天井ファンを止めて窓を閉め、フリースを着て横になる。
少しウトウトしたところで、昨日誘われたツアーのことが気になり起きる。（６時前）

日中は汗ばむほどの陽気のブジだが、陽が沈むと気温が下がり、朝方は肌寒いほどだった。日本を出る時に着ていた薄手のフリースが役に立った。

紅茶を飲みバナナを一本食べる。

まずはコイルヒーターで沸かしたお湯で紅茶を飲み、目を覚まさせる。

朝食を食べようと中庭に下りる。

ゲストハウスの中庭にはプラスチック製のテーブルと椅子が置かれていて、そこが宿泊客同士の交流の場となり、またお茶や簡単な食事も取れるようになっている。日本人女性と白人女性がすでに朝食を取っていた。
挨拶して座る。

まだ時間が早いと思ってしばらく部屋に居たのだが、すでに朝食を食べている人がいた。
相手は初対面の女性なので、近からずしかし遠からずといった微妙な距離感を保った場所に座った。

チャイ（大）とバター＆ジャムトースト　たぶんRs.70くらい

チャイは大き目のマグカップにたっぷり入っている。こいつを時間を掛けて飲みながら、昨日のこと、そして今日これからのことなどをゆっくり考えたりする。

ツアーは明日に延期になったとのこと
もし参加できるようならお願いしたいと申し出る。

食事を取っていた日本人女性は昨日会った人ではなかったが、やはりそのツアーに参加予定とのことで、ツアーが翌日に延期になったことを教えてくれた。
私としては参加はしたいが今日はちょっとなあ、と思っていたので好都合である。可能ならぜひ参加したいとお願いしてみた。

ムンバイからのインド人男性とドイツ人女性のカップルや、やはりムンバイからのビジネスマンのインド人のおっさんと一緒になる。

やがて他の宿泊客も集まり始めた。
なかなか国際色豊かでおもしろい。

ビジネスマンはムンバイで布関係の商売をしていて、タイやスリランカ、モルジブなどに輸出しているという。
ゴアにもたくさん出しているということで、どんな商品なのかと思えば、化繊のスカーフで海の模様のものだった。

なるほど、確かにゴアのビーチで売っていそうな柄である。
サカナのデザインのものを一枚くれた。

どうせなら青い方がよかったが、もらうのにあまり贅沢も言えないのである。
布の端には「モルジブ」と書いてあった。まさかこんなインドの端っこで、モルジブ土産が手に入るとは思ってもみなかった。