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その9:タージマハルへ歩みを進める

         
  • 公開日:2008年12月9日
  • 最終更新日:2022年6月23日

これからぐぐぐいぃ~とタージマハルに肉薄して行くのでありますが、歩きながらで結構ですので、タージマハルに関する基本的な情報というものを聞いておいて下さい。まずこれは基本中の基本ですが、これはお墓です。決して宮殿などではありません。「えっ、うちのお墓はこんなんじゃないよ」と思われるかもしれませんが事実なのです。これは巨大なお墓なのです。ハカだと言ったらハカなのです。

ということで、このタージマハルはムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハンが、愛妃ムムターズ・マハルのために建てたものです。

そのデザインは左右対称のイスラム様式をとり、世界各地から集められた名工、職人たちが、同じく各地から取り寄せられた貴石を使い、実に22年の歳月をかけ1653年にようやく完成を見たのであります。さてそのサイズはと申しますれば、95m四方の基壇の上に建つ本体は高さ67m、中央のドームの高さだけでも26m、四隅に建つミナレット(尖塔)の高さは43mと、とにかくとてつもなくどでかいお墓なのです。

と、話しているうちにだいぶタージマハル本体に近づいて参りましたが、すでに少し上を見上げるようにしなければ、そのドームの先端を見ることができなくなってしまいました。

とにかくタージマハルはこのように大きな建物ですので、この敷地に入らなくても外から見ることはできます。 でも、この大きさは近くに寄って初めて知ることができるものだと思いますので、ぼったくりのような外国人料金ではありますが、やはりここはひとつちゃんと入場して、近くで見たいものであります。

*すべて2008年3月時点の情報です。

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木彫りのガネーシャ