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第25回:ジュナーガル / 動物園

         
  • 公開日:2014年3月12日
  • 最終更新日:2022年6月17日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい

リキシャでサッカーバーグ動物園へ
Rs.40とのことなので即決
しかし実に遅いオートリキシャであった。

途中マハーバト・マクバラーを通りかかったので、停めてもらって写真を撮る。
しかしここも想像以上に広そうだったので、中に入らずリキシャに戻る。
そのためRs.50あげる。

動物園もすごい人だった。
入場料 Rs.20 カメラ Rs.20

入口近くは鳥ばかりでおもしろくなく、かなり途中を飛ばしてライオンの所へ
しかし目的のインドライオンは四頭とも寝ており、ちっともおもしろくない。

トラと白いトラ、ヒョウなどを見て、またまたかなり飛ばして見学し、あっという間に出る。

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい

リキシャでサッカーバーグ動物園へ
Rs.40とのことなので即決
しかし実に遅いオートリキシャであった。

ジュナーガルの町からそれほど遠くない場所にササン・ギル国立公園というのがあり、そこには野生のライオンが生息している。つまり「インドライオン」ということである。
普通われわれがよく目にする(?)ライオンはアフリカのもので、インドのライオンは珍しいのである。
しかしその生息地がここから近いからといって、ちょこっと行けばそのライオンが必ず見られるというわけではないので、今回は確実に見られる動物園に行くことにした。

時折スピードのあまり出ないオートリキシャというのがあって、そういうオートリキシャの運転手というのがたいていそれに負けないくらいのんびりした人であったりする。
今回の運転手もそういう人で、料金が決まりこちらが乗り込んだところでどこかへ消えてしまい、しばらく(といっても1~2分だが)戻らなかった。
途中マハーバト・マクバラーを通りかかったので、停めてもらって写真を撮る。
しかしここも想像以上に広そうだったので、中に入らずリキシャに戻る。
そのためRs.50あげる。

ガイドブックにも写真付きで紹介されていたこの奇妙な形の建物が、急に目の前に現れたのでつい興奮してしまい、オートリキシャに待っていてもらって写真を撮りに行ったのだが、その隣接地にもまた別のすごい建物があったりして、そこでようやくとても短時間では見て回れない事を悟り、まずはおとなしく動物園に行くことにした。
これを読んでる人もちょっと気になるかもしれないが、こちらはまた後ほどご紹介させて頂く。
動物園もすごい人だった。
入場料 Rs.20 カメラ Rs.20

金曜日ということもあってか、こちらもウパルコート砦に負けないくらい大盛況だった。
入口近くは鳥ばかりでおもしろくなく、かなり途中を飛ばしてライオンの所へ

動物園というのはどこへ行っても入り口付近は地味な動物のコーナーになっていて、ここではまず鳥類のケージがずらっと並んでいた。まあ前座といったところなのである。そんな風に言うと「鳥に失礼だろう!」と擁護する人がいるかもしれないが、動物園の方だってそれと認識しているから奥の方に持って行かないのである。もしそんなことをしたら、地味な動物たちは完全に忘れ去られ、静かにその余生を過ごすことになる。まあそれはそれで幸せかもしれないが。
しかし目的のインドライオンは四頭とも寝ており、ちっともおもしろくない。

動物園の猛獣というのは意外にだらだらしていてがっかりすることが多い。
でもきっとこの姿が本当のものなんだろうなあ。
だけどこれじゃどこがインド固有のライオンなんだかわかりゃしないのである。トラと白いトラ、ヒョウなどを見て、またまたかなり飛ばして見学し、

ライオンのいる辺りは猛獣コーナーなので、類似種のトラやヒョウがいる。
確かにインドライオンというのは珍しいのだが、でも本当にきれいでかっこいいのはトラやヒョウだな、うん。
あっという間に出る。

いやあ、本当にあっという間の滞在だった。
なにしろちゃんと見たのは猛獣コーナーだけなのである。
というのも、先ほど通りかかったあの建物が気になって、早くあちらへ行きたくて仕方ないのである。

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インドの伝統工芸細密画