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第24回:ジュナーガル / 楽器屋

         
  • 公開日:2014年3月11日
  • 最終更新日:2022年6月17日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい

朝寄った楽器屋に寄る。
朝いたじいさんは居らず、息子らしき店主がいた。

店主にトランペットの試し吹きをしてもらったり、店主の英国製のトランペットを吹いてもらったりしながらしばらく居ると、TIMES OF INDIA の記者とカメラマンが来て取材をして行った。

昨日と同じ定食屋に行く。
今日は2種類のカレーにスープ、ご飯とパッパル、チャパティのターリー Rs.60

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい

朝寄った楽器屋に寄る。
朝いたじいさんは居らず、息子らしき店主がいた。

朝は店の入り口に立っていたじいさんに、店で扱っている楽器の産地を聞いただけだったが、もう少しちゃんと見たくて再び同じ店に行って見た。じいさんの息子らしき男が店主のようで、壁に掛けられたフルートを持って立つ自分の写真を指差し、ミュージシャンでもあるのだと言った。

店主にトランペットの試し吹きをしてもらったり、店主の英国製のトランペットを吹いてもらったりしながらしばらく居ると、TIMES OF INDIA の記者とカメラマンが来て取材をして行った。

ミュージシャンということで、店で扱っている楽器は一通りできるようで、珍しい外国人旅行者のためにトランペットを吹いてくれた。そこにたまたま通りかかったのが新聞記者であった。
タイムス・オブ・インディア(正式には The Times of India )はインドの大手新聞社のひとつで、そこの記者が話題探しに歩いていて、外国人と楽器屋の組み合わせに食いついたようなのである。
店主がトランペットを構えるとカメラマンがすかさずそのポーズを狙ったので、私も横に立ってカメラに向かいニッコリ笑ったら、そうじゃなくてトランペットの方を見ろとの指示が飛んだ。

記者が帰った後、店主は「前にも取材を受けて新聞に載ったんだ」と、後ろの壁に貼られた新聞の切り抜き記事を誇らしげに見せた。
そこには西洋人らしき男が店主とともに写っている。なるほど、もしかしたら先ほどの記者は店主が誰かに呼びに行かせたのかもね。
まあ今回の取材記事が新聞に載ったとしても、どうせ地方欄の一話題という扱いだろうし、いずれにしても私がそれを見ることはまずないのである。

昨日と同じ定食屋に行く。

一度ちゃんと飯の食える店を見つけたら、次からはもうあれこれ迷わずそこに通い続けるのが確実でいいのである。
今日は2種類のカレーにスープ、ご飯とパッパル、チャパティのターリー Rs.60

昨日と違って今日は大皿に各種カレーとチャパティなどが乗っかり、本格的なグジャラート・ターリーの形になった。そして今日も付け合せのおいしいキャベツも健在であった。
ありがたやありがたや。

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