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第6回:アーマダバード / ガンディーアシュラム

         
  • 公開日:2014年2月13日
  • 最終更新日:2022年6月16日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月12日(火) 晴 アーマダバード 33℃くらい

5:30頃目を覚ます。
外はまだ真っ暗だが、アザーンが聞こえるので起き出し、熱いシャワーを浴びる。
髭を剃ろうかと思ったが、面倒なのでやめる。

Y棒は7時過ぎに起きる。
完全に風邪をひいてしまい喉が痛いとのこと。
昨夜のエアコンが寒かったと言う。

お湯を沸かし紅茶を飲む。
バナナ残り3本が終わる。

8時半頃ホテルを出てバススタンドへ。
朝なのでまだ通りには車は少なく、道を渡りやすい。

シディ・サイヤド・モスクへ行く。
掃除をしていたおじさんに許可をもらい中に入る。
ドーネーションボックスにRs.10入れる。

バススタンドのそばのパン屋(?)でバフパイとベジサンドを食べる。Rs.39
セブンアップ Rs.25

バスでガンディー・アシュラム 2人でRs.42
最初はそこそこ混んでいたバスも、学生らしき人たちが降りて行きやがてガラガラになる。

9時過 アシュラム到着
水を撒いていてすがすがしい。

売店でポストカード @Rs.6x5枚=Rs.30
ガンディー時計を買う Rs.600

アシュラムを訪れる人が以前よりだいぶ増えたように思える。
季節のせいか?

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月12日(火) 晴 アーマダバード 33℃くらい

5:30頃目を覚ます。
外はまだ真っ暗だが、アザーンが聞こえるので起き出し、熱いシャワーを浴びる。
髭を剃ろうかと思ったが、面倒なのでやめる。

アザーンはイスラム教徒に礼拝の時間を知らせる呼び声のこと。
たいていモスクのミナレット(尖塔)など高い位置に取り付けられたスピーカーから流され、特に早朝など周りが静かな時は辺り一面に響き渡る。
いかにも異国情緒を醸し出すアザーンで目覚めるというのは、個人的には結構好きである。Y棒は7時過ぎに起きる。
完全に風邪をひいてしまい喉が痛いとのこと。
昨夜のエアコンが寒かったと言う。

そもそも私がデリーからずっと風邪をひいているので、同室のY棒がひいてもおかしくない。
人と部屋をシェアするとエアコンの設定や風向きの調整がなかなか難しい。

お湯を沸かし紅茶を飲む。
バナナ残り3本が終わる。

「お茶を飲むとうがいの代わりになる」と聞いたことがある。まあその信憑性はどうあれ、熱いお茶は傷んだ喉に心地よく染みておいしい。
バナナは安くてどこでも手に入り、朝食に携帯食にとインドの旅では大活躍なのだ。

8時半頃ホテルを出てバススタンドへ。
朝なのでまだ通りには車は少なく、道を渡りやすい。

インドで街歩きをする時の一番の難敵は道の横断である。
なんたって「強いもの勝ち」の交通ルールであるから、歩行者は車に遠慮しながら道を渡ることになる。
なので事前に地図で行く先を確認できる時は、なるべく大通りを渡らないで済む道を選ぶようにしている。シディ・サイヤド・モスクへ行く。
掃除をしていたおじさんに許可をもらい中に入る。
ドーネーションボックスにRs.10入れる。

シディ―・サイヤド・モスクは美しい透かし彫りで有名なモスク。
ロータリーの中央にあり、規模はあまり大きくない。
モスクへの入場は無料だが、募金箱があれば気持ち程度(この時は10ルピー)を入れるようにしている。
バススタンドのそばのパン屋(?)でバフパイとベジサンドを食べる。Rs.39
セブンアップ Rs.25

このパン屋は店先に椅子を設置し、その場でも食べられるようにしている。
またパンを電子レンジで温めてもくれる。
「バフ」とは水牛の肉で牛肉より固いのだが、パイ生地に挟まっている量はたいしたことがなく、あまり「肉を食べた!」という感じがしなかった。
ベジサンドは玉ねぎやチーズなどを煮込んだ(炒めた?)ものをコッペパンに挟んだもの。ぐちゃっとしていて食べるのにちょっと勇気がいるが、辛くてなかなかおいしかった。
バスでガンディー・アシュラム 2人でRs.42
最初はそこそこ混んでいたバスも、学生らしき人たちが降りて行きやがてガラガラになる。

通学時間だったらしく、バスは学生でいっぱいだった。
その通りは学校が多いらしく、途中でどんどん学生が降りて行き、ガンディー・アシュラムに着いた時には乗客もまばらだった。
バス停で降りた後バスの写真を撮ろうとカメラを構えたら、出発しかけたのにまた停まってくれた。
9時過 アシュラム到着
水を撒いていてすがすがしい。

ガンディー・アシュラムは正式名称をサーヴァルマティー・アシュラムと言い、かつてガンディーがインドでの活動拠点とした所。
現在はガンディーに関する資料などを展示し、一般開放している。売店でポストカード @Rs.6x5枚=Rs.30
ガンディー時計を買う Rs.600

アシュラムにはガンディー関連の本やお土産を扱う売店がある。
私が買った「ガンディー時計」は懐中時計型のもので、ビルラ財閥が企画して作ったらしい。フタに「Eternal Gandhi」「An initiative Aditya Birla Group」と彫られている。
ちなみにガンディーとビルラ財閥は関係が深く、ガンディーが凶弾に倒れた場所はデリーのビルラ邸であった。
インド、アーマダバードのサーヴァルマティ・アシュラムで買ったガンディー時計アシュラムを訪れる人が以前よりだいぶ増えたように思える。
季節のせいか?

ガンディー・アシュラムは今回で3度目の訪問だったが、来訪者が今までで一番多い様に感じた。
もっとも「多い」と言っても混雑するような数には程遠く、今回も心静かにゆったりとアシュラム滞在を楽しむことができた。

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