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2001年6月22日チェンナイからの絵手紙

         
  • 公開日:2001年6月22日
  • 最終更新日:2022年12月8日

インドからの絵手紙
2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。

と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。

2001年6月22日チェンナイからの絵手紙

【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】

2001.6.22(金)カニャークマリ→チェンナイ 晴 気温30℃

カニャークマリの駅を出た列車は、やがて岩山の見える広い大地の中を走ります。
この辺もカニャークマリと同様、風が強い場所らしく、プロペラ式の発電機が何基も立っていました。
これもインドの持っている一面です。

挿絵:実際のプロペラの回転は非常にゆっくりとしている

(つづく)

【解説】

カニャークマリは常に風が吹いていて、お蔭でエアコンのないホテルでも快適に過ごせた。
そしてその風を利用しない手はないということだろう、カニャークマリの郊外に風力発電の一大プラントがあった。

ハガキの絵ではプロペラがブンブンと勢い良く回っているように見えるかもしれないが、このタイプの風力発電機は風の力をそのままプロペラの回転数にするのではなく、内部のギア比を変えて効率よく発電するようになっているということで、プロペラの動きは常にゆったりとしたものである。

そんな風力発電機が無数に立つ光景はまるで果樹園のようであったが、まあ自然の力を借りて何かを得るという点では、どちらも同じなのかもしれない。

今は風が吹けば儲かるのは、桶屋だけではないのである。

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