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2001年6月9日バンガロールからの絵手紙

         
  • 公開日:2001年6月9日
  • 最終更新日:2022年12月8日

インドからの絵手紙
2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。

と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。

2001年6月9日バンガロールからの絵手紙

【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】

2001.6.9(土)バンガロール 晴 気温28℃

屋台のとうもろこしを買って食べました。大きいのがRs.5で中くらいのがRs.4でした。
この屋台はめずらしい蒸しとうもろこしだったのでつい買ってしまいました。普通は焼もろこしです。
永年さがしていた昔の味です。固くて粉っぽくて甘くないものでした。

挿絵:屋台のおやじ

当然インドに醤油などなく、ライムをごしごしこすりつける
かなり使い古しのライムだったので断った

蒸し器
皮つきのとうもろこし
屋台(手を抜いて描いた)

よく見かけるとうもろこし屋はこういう炭で焼いている

鉄ナベ

しかし大きいのは固すぎて全部食べられませんでした。

(つづく)

【解説】

大好物のとうもろこしである。

アンジュナビーチでも炭焼きのものを見かけていたが、その後の長い移動を考えると怖くて食べられなかった。
バンガロールは大変気候が良く、しばらく滞在するつもりになっていたので、念願のとうもろこしにも手が出せた。

日本のとうもろこしはすっかり甘くてジューシーなものが主流となってしまい、子どもの頃に食べたあの固くて粉っぽいものをずっと探し求めていたのだが、まさかインドでそれが食べられるとは思ってもいなかった。

インドではとうもろこしにライム(実際は「レモン」と呼ばれているものだが)と塩を付ける。半分に切ったライムに塩を付け、それでとうもろこしの表面をゴシゴシこするのである。
この時の私はまだインドでのとうもろこし初心者だったため、おかしな味付けをされるより、とうもろこしそのままの味を楽しみたかったこともあり断ってしまったが、今ではすっかり塩ライム味のとりこになってしまった。そしてその塩辛さと酸味の混ざった味を、まるで醤油の味のように感じるようになってしまったのある。

ちなみにこの屋台のとうもろこしを「蒸した」ものと書いてあるが、その後の調査で茹でたものであることが判明した。

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