2005年7月15日:四角いのにはわけがある(付録付き)

わたくし的インド案内

2005/07/15 四角いのにはわけがある(付録付き)

今年もまた夏がやって来ました。

日本も夏になるとたくさん虫が出てきます。

ホタル、カブトムシ、クワガタムシなどは、特に人間に害を与えませんので単に夏らしくていいのですが、ハエ、蚊、ゴキブリなんてのは嫌ですね。
まあ同じ虫の仲間なのにどうしてそんなに差別をするんだ、なんていう不平が聞こえてきそうですが、やはり嫌なものは嫌です。

そこであれこれ虫対策をするのですが、虫によってその方法が違うところが面白いです。

ハエはもっぱらその名の通りハエタタキと言う道具で叩かれます。

で、ハエタタキはありますが、蚊タタキなんてのはございません。
そうです、蚊には蚊取線香です。逆にハエ取線香ってのはありません。

最近では蚊取線香の煙や火を嫌ってか、はたまた何ヶ月も使えるという気軽さからか、リキッドタイプの電子蚊取器なんてものが主流になって来ておりますが、私はいまだに煙モクモクタイプが好きで、あの匂いを嗅ぐと「夏が来たなあ」と思うわけでございます。

さて、ここまでは日本の話なのですが、ここから話をインドの蚊取事情に持って行きます。

インドにも蚊はいます。
しかもマラリアやデング熱などという恐ろしい病気を媒介するので、きちんとした対処が必要です。

では、インドではどんな方法で蚊に対処しているのでしょうか?

牛がたくさんいるので、牛の血を腹いっぱい吸わせて、人間に近づかないようにしているのでしょうか?

いえ、インドでもやはり主流は蚊取線香なのであります。

昔は煮炊きに使っていた牛糞に草を混ぜた燃料の煙が虫除けにもなっていた、なんて話しを聞いたこともありますが、ちょっとその真相はわかりません。
でもとにかく今は蚊取線香がありまして、しかも電子蚊取器などもかなり出回っているのが実情です。

電子蚊取器の方は日本のものと同じ(というか日本製か?)なので特筆すべきことはないのですが、蚊取線香は日本ではちょっと見かけないものがありますので、それをご紹介したいと思います。

まずはこのパッケージをご覧下さい。
インドの蚊取り線香

パッケージの絵にはその全体が描かれているわけではありませんが、コイルのスタイルがちょっと違うのがおわかりになるでしょうか?

はい、コイルが四角いんですね。

線香の色もエンジ色で、日本の緑色とは違うのですが、やはり一番の違いはその形状です。

では、なぜ四角なのでしょうか?

外箱が四角いから?

それもあるかもしれません。

丸より総体積が増えるから?

それもあるでしょう。

四角い部屋で使うから?

それは・・・

さすがにないんじゃない?

えーとですね、テレビのコマーシャルでやっていた説明では、違う点を力説していました。

それは、

「四角いコイルの角の部分は直線部分よりその断面積が大きいので、そこが燃焼する時にはより大量の煙が出て蚊をやっつける」

というものでした。

*注:そのCMは図解でわかりやすく説明していたので、私にも理解できたわけです。

私はそれを見て、「あー、なるほどなあ」と感心してしまいました。

さすが「ゼロ」を発見したインド人じゃあないですか。

でも、それじゃあまるで直線部分は手を抜いていいかげんに煙を出してるみたいにも思えます。

それに、よーく考えてみたら、丸い形状のものは常に直線より広い断面積を確保してるってことです。

・・・

なんだよ!インド人!意味ねーじゃん!

それにさあ、

日本から持って行った、「安全蚊取線香ケース」に入んないんですけど!

せめて四角い安全蚊取線香ケースも作れよな。

【大夏休み大付録】
インドの蚊取り線香のパッケージを作ってみよう!インドの蚊取り線香

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