2005年4月1日:ビジュアル版インド案内2

わたくし的インド案内

2005/04/01 ビジュアル版インド案内2

「ちょっとメインバザールまで」

今回は安宿ひしめくメインバザールの位置と、その「メイン」という言葉のイメージにだまされることのないよう、地図と写真を使って一緒にメインバザールまで行ってみたいと思います。

まずはデリー市の地図をご覧下さい。

デリーの地図デリーはでかいです。なめたらいけません。
テリー伊藤よりぜんぜんでかいです。

この地図はデリー市の「主要部」のものです。

右側の水色部分は「ヤムナー河」です。北(上)から南(下)に流れています。そしてこの河をどんぶらこっこと流れて行きますと、あの有名なタージマハルに到達するのです。(途中に河口堰などがあると流れて行けなくなりますが)

このでかいデリーを把握するには、基点となるべきポイントを押さえるのがいいでしょう。
そしてその「基点」として最もふさわしいのは、地図上でも実際の場所としてもとてもわかりやすい「コンノートプレース」がよろしいかと思います。

それでは地図を少し大きくしてみましょう。

デリーの地図コンノートプレースは三重のロータリーになっているので非常にわかりやすいです。 この地図上では、中央の「80」と書いてある所です。

コンノートの位置がわかりましたら、そこから南南東(右下)にある六角形の巨大ロータリーを探してみて下さい。
その中央には「インド門」があるのですが、コンノートからインド門までが約2.5kmとなります。

そしてその真西(左)には大統領官邸があり、さらにその南(下)には日本大使館を始めとした各国大使館の建ち並ぶ「チャナキャプリ」があります。

*インディラ・ガンディー国際空港はさらにその先になります。

いかがですか、お分かりになりましたでしょうか。

では、いよいよみなさんとメインバザールへ行ってみたいと思います。

まずはみなさんの頭に「デリーの基点」として記憶されたコンノートプレースに集合しましょう。

デリーの地図ここからは道が各方面に放射線状に延びています。
右下方向がインド門で、左下方向が大統領官邸であることはすでに述べました。

また右上方向に鉄道をくぐって行きますと、ラール・キラー(レッド・フォート)のあるオールドデリー地区に至り、左上方向に行きますと、私の常宿の場所であり、且つ旅行者がよく騙されて連れて行かれるカロル・バーグがあります。

さて、それでは旅行者が本当に行きたい「メインバザール」はどこにあるのかと申しますと、北(上)方向にあるわけです。

この地図の上部「F」のあたりがニューデリー駅です。
そしてその駅前から西(左)に延びる道が、目指すメインバザールなのです。

それでは行きましょう。ここからなら1kmもありませんので、リキシャに乗る必要もありません。

とにかくコンノートプレースから北に進むとニューデリー駅に出ますので、それを確認してから西に入れば簡単に辿り着けるのですが、インド人はそんなに簡単には行かせてくれません。
次々に目の前に現れては、「通りゃんせぇ通りゃんせぇ~」と妨害し、こちらの方向感覚と思考力を麻痺させ、まんまと旅行社に連れ込んだりします。充分注意して進みましょう。

おっ、そろそろ駅に近づいて来ました。
道の両側にはバスが停まっていますし、大きな荷物を持った人々もたくさん見かけるようになりました。
このまま進めば右手に赤茶色の四角い駅舎が見えて来ます。

でも、

私はいつもその手前を左に入ってしまいます。
まあ近道ってわけですね。

その角にはいつも手回し式の三輪自転車に乗った、足の不自由なパーン屋が出ています。

あっ、今日もいますね。じゃあ、そこを左に入って下さい。

メインバザール周辺この辺からうんこが増えますので、足元に注意して下さい。

えっ? なんのうんこかって?

そりゃあいろいろですが、たいていは犬か牛か人のですね。

あっ、その先の塀の切れてるとこ、そこから出ますよ。

人がひとりしか通れませんので、向こうから来る人と譲り合いながらも、半ば強引に行かないといつまでも通れないですよ。

あっ、それからね、塀の向こうは狭い道なんですが、両方向からばんばんオートリキシャや車が突進して来ますので、飛び出しは禁物ですよ。一旦止まってから向こう側の路地に入って下さい。

メインバザール周辺ふぅ~っ、ここまで来ればもう安心です。

この路地を少し行って右に曲がって広場を左に横切って狭い路地を右に入って突き抜ければそこがメインバザールです。
もうひとりでも大丈夫でしょう。

えっ? まだ不安?
それに、周りのインド人が怖い目で見てるですって?

まあ、この辺は彼らの生活の場ですから、やはり少し小さくなって静かに通り過ぎましょう。なんだか私、ジャングルクルーズの船長みたいになってきちゃいましたぁ~。

あー、ほら!ここの店、いつもジャガイモ茹でてるんですよ。
これがうまそうでねえ・・・(すんません、写真には写ってません)

メインバザール周辺はい、

ちょっと上を見て下さい。

どうです、この無秩序に張り巡らされたケーブルの数。

これは有線テレビのケーブルとかそんなのだと思いますが、ほとんどが無許可のケーブル類らしいです。
前に日本のテレビ番組でもやってましたよ。

まるで混沌としたインド社会を象徴するような電柱ですね。
しかし危なくないんでしょうか・・・

さあ、先に進みましょう。

メインバザール周辺いよいよ最後の関門です。

この路地・・・というか、建物のスキマを抜けるともうそこはメインバザールです。

でもここ、ホント狭いので、あちらから牛が来ると通れなくなってしまいます。
幸い今は牛がいないようですので、さっ!と通り抜けてしまいましょう。
頭上から落ちてくる水滴と、足元のフレッシュなうんこには気をつけて下さいね。滑って転んでも知りませんから。

あっ! 言わんこっちゃない・・・

えんがちょっ! すたたたたた・・・すてん!

さあ! 着きましたよ。メインバザールです!

まだ朝なのであまり混雑してないようですね。

メインバザール周辺どうです?

想像した通りでしたか?

この道を真っ直ぐ行くと、ニューデリー駅に出ます。

まあ、そちらから来てもそれほどの違いはなかったかもしれませんが、私は最後のあの狭い道からここに出たときの感覚が好きなんです。

おーっ、シャバに出たぞ!って感じなのです。

メインバザール周辺こうしてる間にも、だんだん人が出始めましたね。

この屋台はジュース屋さんです。
オレンジなどをその場で絞ってくれます。
とてもおいしいんですが、初めての人だとちょっとお腹をこわす恐れがありますね。
コップ1杯に小ぶりのオレンジを5、6個使って10ルピーくらいです。さあ、どうします?

それよりその後ろにいるタイコ屋から、お腹をこわす恐れのないタイコでも買いますか。ぽこぽこ!

メインバザール周辺ほ~ら、いよいよ人出が多くなって来ました。

メインバザールは両側に商店の建ち並ぶこんな通りが何百メートルも続き、そこにインド人や外国人旅行者がわらわら行き交い、さらにその雑踏にクラクションをけたたましく鳴らした車やリキシャが突っ込み、サイクルリキシャが割り込み、牛が排泄をし、犬が踏まれないようにせこせこ通り過ぎたりしているのであります。

とにかく、毎日がお祭りのようです。

メインバザール周辺しかしそんなメインバザールも、いったんスコールに見舞われたあとは、

こんな感じなのであります・・・

そしてせっかく乾燥したうんこも、

恵みの雨で復活だぞお!

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