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2005年3月25日:ビジュアル版インド案内1

         
  • 公開日:2005年3月25日
  • 最終更新日:2022年8月5日

「インドのホテルはこうなってんぞ」

今回はインドのホテルをご紹介致します。

あっ、なんですか、「またホテルの話かよ、もう耳タコだよ」なんて言ってる人は。

今回はですね、写真付きでご説明致しますので、とてもイメージしやすいのです。
まあ見て下さい。

というわけでホテルなんですが、私が泊まるホテルは高級ホテルではないですが、決して安宿でもありません。

中級クラスです。

まずは「百聞は一見にしかず!」

先日宿泊したホテルの外観をご覧下さい。
インドの中級ホテル

どうです!この威風堂々とした勇姿!

地上4階、地下1階建てです。

2階から4階までの各フロアにはそれぞれ5部屋ずつあります。
正面に面した部屋がふたつ、裏に面した部屋がふたつ、そしてその真ん中にもうひとつ部屋があります。

真ん中の部屋には窓がありません。

いえ、窓はあることはあるのですが、エントツみたいな通気口に窓が付いているのです。集合住宅のダストシュートみたいな感じです。
さらに地下にも部屋があります。もちろん客室です。
写真には写っていませんが、地面ギリギリのところに小さな窓があり、それが地下客室の「高窓」になっています。
私は初めその部屋に案内され、愕然としたわけです。
なにしろ長期滞在なのです。そんな地下牢みたいなところでは気分が滅入ってしまいます。窓は「必須条件」です。
当然私は文句を言い、ちゃんと窓のある部屋と替えさせたのです。

で、苦労して手に入れた部屋は2階でした。
そしてその「必須条件」の窓がこれです。
インドの中級ホテル

えっ? ちょっとピンボケじゃないか?ですって。

だって買ったばかりのデジカメで、まだ説明書も読んでなかったんです。そのくらい我慢して下さい。

えーと、

窓は木の枠です。
外側に開くようになっています。

で、ここはホテルの裏手に面した部屋なので、ご近所が近いです。

では、窓を開けて外を見てみましょう。
インドの中級ホテル

まずは窓から顔を出して左を見てみました。

朝の7時くらいだったのですが、ちょっとまだ暗いですね。
でもまあ、いかにご近所が近いかがお分かり頂けると思います。

では、今度は右側を見てみましょう。
インドの中級ホテル

こちらはちょっと広いです。
まだ仕事前のサイクルリキシャが何台も停まっていますね。

さて、この部屋にはエアコンもあります。
窓の下にはめ込まれているものがそうです。

今回は2月末~3月初旬という時季でしたので出番はありませんでしたが、夏場などは「神様」に思えるくらいありがたいものです。

ただしこの神様は音がちょっとうるさく、たまにあまり冷えないものなどもあり、さらには電気が不安定でぜんぜん役に立たないこともあります。

ついでにその手前にちょっと写っているペットボトルをご覧下さい。

それはインドのミネラルウォーターのペットボトルで、このホテルのサービスなのです。
2本置いてくれていますが、中身は普通の水です。
飲まない方が身のためです。

そしてこの部屋にはお湯の出る(はずの)シャワーもありますし、バスタブもあります。
トイレは洋式で、もちろん水洗トイレです。

こうした「高級ホテル」並みの設備に加え、このクラスのホテルには高級ホテルにはない設備も備わっています。

それは、これです。
インドの中級ホテル

はい、天井扇です。

日本と比べて湿気の少ないインド(デリー)では、これだけで結構涼しいです。
エアコンと同時に使うと酷暑季も怖くありません。
さらに冷えたビールを飲めば、もう無敵です。

この天井扇はスピード調整ができますので、必要に応じて回転を上げたり下げたりするのですが、一番遅いスピードでゆるゆると回っているのを見ると、「あー、今インドにいるんだなあ」ってしみじみと思ってしまいます。
なかなかいいものです。

またこのクラスのホテルには、テレビはもちろんのこと冷蔵庫もあり、しかも冷蔵庫が空なので、長期滞在には都合がいいのです。

これが高級ホテルになりますと、あらかじめ飲み物なんかが入っておりまして、当然それが高いわけです。
観光地でわりと高めのホテルに泊まったとき、酒屋で30ルピーのビールが、200ルピーもしたので度肝を抜かれて1本しか飲めなかった経験があります。

その点こういうホテルの冷蔵庫はいいです。
自分で買ってきたビールを冷やしたり、フルーツを冷やしたりできるので、すごく便利です。(フルーツは、また別の機会にご紹介致します)

さて、ホテルに宿泊するときに必ずしなければならないことがあります。
それは「非常口」のありかを確認することです。

では、確認しておきましょう。
2005032506

赤い「EXIT」の看板が確認できます。

でもそこは普通の階段なのです。
まあこの規模のホテルでは、非常階段はまずありません。
でもこれなら日頃からちょくちょく利用するので、災害時にも勝手がわかっていいかもしれません。

私が泊まった部屋は、この廊下の突き当たりの右側です。
そして突き当たりのドアを開けると、そこにはタオルがたくさんしまってあることを私は知っているのです。使い放題です!

あっ、非常口はそんなですが、ぜひともこれも見ておいた方がいいでしょう。
インドの中級ホテルの消火器

はい、消火器です。

はなはだ簡単ではございますが、以上で私の泊まったホテルの説明を終わらせて頂きます。

このホテルは最近リフォームを行ったようで、内装は比較的きれいでした。
ただ、紐で開閉する仕組みのカーテンの動きが悪く、思いっきり紐を引いたら、カーテンが半分くらいレールから外れて垂れ下がってしまいました。
レール末端のストッパーがぶっ飛んじゃったんですね。ははは。

でも、幸いにもチェックアウト時に、カーテン修理代の請求がなかったことをご報告申し上げ、今回のお話を終えたいと思います。

失礼致しました。

*おまけ「ホテル正面側の道」です。
インドの中級ホテル

注:これはまだ朝7時頃ですが、昼間はこの狭い道の両側に車が駐車したり、大型バスが入ってきたり、そのスキマをオートリキシャやサイクルリキシャが通り抜けたりします。結構うるさいです。

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