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その30:ホテルでの豪華な夕食

         
  • 公開日:2007年6月18日
  • 最終更新日:2022年6月22日

民族音楽の演奏と踊りの続く中庭を後にし、私たちはレストランを目指して芝生の庭へと出ました。

芝生の庭の遊歩道にはランプを模した小さな灯りが灯り、それが飛行場の誘導路のようにレストランまで続いています。
そしてレストランにも小さな電球がたくさんつけられ、その輪郭を闇の中に浮かび上がらせていました。
なかなかいい雰囲気です。でもまあ雰囲気や景色も良いに越したことはないのですが、かなりお腹が空いてきました。とにかくさっさとレストランに入って飯ですメシ、ビールです、ビール。

私たちは窓際のテーブルに着くや否や、やってきたボーイに「とりあえずビールね」と注文し、さらに日本なら「あとエダマメとお新香ね」と言うところをインドなので「パッパルも持って来てね、パッパルパッパル」とツバを飛ばしながら言いました。

*パッパルは薄いおせんべみたいなもので、スパイスが効いているのでビールに良く合います。

さて、この日のメインディシュというかメインのつまみはタンドーリチキンです。
さすが宮殿ホテルのおしゃれなレストラン、トマトをくり貫いてランタンみたいにしてあります。これならいつ停電になっても安心です。
味ももちろん言うことなしでした。お陰さまでビールもだいぶ進みました。

と、ほろ酔い気分で窓の外を眺めておりましたら、おやおや、また人がわさわさ出て来ましたねえ。

どうやら外では結婚式が始まるところのようです。すると先ほどの儀式はその前の神様への報告のようなものだったのかな。

*すべて2007年3月時点の情報です。

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