2003年6月19日:インド報告「エア・インディア安さのワケ」

わたくし的インド案内

2003/06/19 インド報告「エア・インディア安さのワケ」

今回のインド行きもエア・インディアを利用しました。

私は特にエア・インディアにこだわっているわけではないのですが、時間と料金を考え合わせるとどうしてもエア・インディアになってしまいます。
JALも飛んでいるらしい(見たことがないので、わたし的には未確認情報です)のですが、どうしても料金が折り合わないのです。

なんでも理由なき安さというのはちょっと気持ち悪いものですが、エア・インディアの場合は安さの理由がはっきりしています。
その点では気持ちよく安い料金で利用できるエアラインでしょう。

その「安さのワケ!」の最大のものは、機体がぼろいということでしょう。
その辺は以前「インド初めの一歩」でも暴露しましたが、本当にぼろいのです。

今回の出発日は、成田空港周辺でも台風接近に伴う雨が降っておりました。
その雨を見ながら「まさか雨漏りはしないだろうね」と、半ば冗談で心配していたのですが、したのです、雨漏りが・・・

私のふたつ前の席がなぜか空いておりました。
他の席はほぼ埋まっているのにおかしいなあ、と思って見れば、水がぽたぽた天井から漏れているではありませんか。
水は天井パネルの継ぎ目の隙間から漏れているようです。
パーサーが応急処置としてトイレの紙ナプキンを持ち出してその隙間に詰めるのですが、どうもあまり効果がないようです。相変わらず水はぽたぽた落ちて来ます。

でもいくらぼろい飛行機でも、常識から言って雨漏りなんて考えられません。なにしろ飛行機の機体は気圧維持のため機密性が重要なはずです。水の漏れる穴が開いてたりしたら重大な事故につながるでしょう。搭乗員だって自分の命は惜しいはずですから、そんな機体を使用するわけがないのです。

私はその水を「クーラーかなにかの排水」と考えました。
だとするとデリーに着くまでこのまま水は漏れ続けるでしょう。あー、よかったふたつ後の席で。

そうこうするうちにエア・インディアは離陸しました。
すると離陸に伴う機体の傾斜で、水が天井パネルを伝って後ろに移動して来るではありませんか。
水はさっきまで漏れていた隙間をも飛び越え、私の席のすぐ上の隙間にまで押し寄せました。
勢いづいた水は、ぼたぼたぼたぼた落ちて来ます。
必死にティッシュで防戦するも、これがデリーまで続いちゃかなわん!と思った時です。
上昇を続けていた飛行機はついに雲の上に出たのです。眼下に雲海が見え、上空には青空が広がりました。
するとどうでしょう、あれだけ勢いづいていた水なのに、あ~ら不思議、次第にその勢力を弱めたかと思うとしまいにはなくなってしまいました。

私は自分の考えが間違いであったことに気が付きました。
あの水漏れは機内での排水などではなく、やはり「雨漏り」だったのです。

きっとトイに枯葉でも詰まっていたのでしょう。マメに掃除しなきゃね。

ちなみに帰りの便では、私の前の席の下から何か垂れ下がっており(たぶん救命胴衣を収納するためのプラスチックカバー)、まともに足を伸ばせませんでした。
私は何度か両足でそいつを挟み、取ってしまおうと力いっぱい引っ張ったりしたのですが、生意気にも丈夫なワイヤーかなにかでつながっているらしく取れませんでした。足を伸ばすとそいつが足に当たり、気分悪いったらありませんでした。

エア・インディアに乗るときには、傘とペンチを持ち込まなきゃいけないなと思った次第であります。

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