2003年1月1日:干支のヒツジはインドでも大活躍

わたくし的インド案内

2003/01/01 干支のヒツジはインドでも大活躍

今年はヒツジ年です。
干支の場合「ヒツジ」は「未」と書きます。
鳴き声が「ミーミー」だからです。

*良い子のみなさん、これはうそです。だいたいヒツジの鳴き声は「メーメー」です。

さて、インドにもヒツジはいます。いえ、「いる」というより「いまくっている」と言った方が良いかもしれません。それくらいたくさんいます。
街を歩いていてもそこらじゅうで見かけます。

大都市カルカッタのど真ん中にあるカルカッタ公園でも、ヒツジの大群を見ました。
これは野生のヒツジが群れを成していたのではなく、ヒツジの放牧でした。
でもいいんでしょうか?公共の公園で放牧しても。不思議です。

羊飼いはなぜかみんなじいさんでした。なぜなんでしょう?
後継者不足なのでしょうか?
それとも厳しい修行を終えた人だけが羊飼いになれ、必然的に老人が多くなってしまうのでしょうか?不思議です。

そんな不思議不思議のヒツジの国インドなのですが、なぜそんなにいるかと言えば、ずばり食用なのです。

牛を食べないヒンドゥー教徒と豚を食べないイスラム教徒で人口の大半を占めてしまうインドでは、ヒツジとニワトリは食肉の王様争いをするくらいの人気者です。
なにしろあのマクドナルドのハンバーガーだってマトンなのですから。

特にイスラム教徒の多い街などを歩いていると、どこからともなくいい匂いが漂って来ます。そうです、それはシシカバブを焼く匂いなのです。
その他にもマトンカレーやマトンビリヤーニ(羊肉入りのピラフ)などがありヒツジファンにはたまらないヒツジ大国です。

東京近辺ではなかなか新鮮なマトンにお目にかかれないので、インドに行くとついついマトンを食べてしまいます。
インドの街で「マトン、マトン」とつぶやきながら食堂を探すのですが、あまり「マトン、マトン」と言い続け、気が付くと「トンマ」になっているといった微笑ましいエピソードもあるくらいです。

ああ、こんな話を書いていたらマトンが食べたくなってしまいました。
なにしろこの文章の最初の方で「いまくっている」と書いて漢字変換をしたら、「今食っている」となってしまい、すでによだれがでーでー出ていたのです。

さて、おせちに飽きたらカレーにでもしましょうか。

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