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2010年インドの旅・実録編:第102回 ジャグダルプル

         
  • 公開日:2013年2月25日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年5月5日(水) ジャグダルプル (朝 薄曇り 24℃ 涼しい) 晴 30℃くらい

朝3時頃目が覚めてしまい、それから寝られなかった。
体中が痛い。昨日無理な姿勢で外の景色を眺めていたからか?

外が明るくなったので起きてしまう。
窓を開けると涼しかった。
目の前がスポーツ広場のような広々とした場所なので、とても気持ちがいい。

7時、下のレストランで朝食。
チーズサンド、目玉焼き、ゆで玉子、ティー Rs.100くらい

9時15分頃フロントに行く。
フロントには昨日ツアーの説明をしてくれた男がいて、今日は自分がガイドでついて行くと言う。ちょっと頼りない感じだったが、他にいないようなので仕方がない。

まずは地域の管理事務所へ行き、国立公園の入境許可をもらう。
注意事項の書かれた書類にサインし、カメラ料やらなにやらのお金(2名+ガイド+車)Rs.400を払う。

町の郊外へ向かう道にはたくさんのトラックが停まっていた。
おそらくこの道が大切な輸送ルートなのだろうが、道路の状態は非常に悪くすごい砂埃が舞う。
残念ではあったが、エアコンを点け窓を閉める。

少し山を登った先のカーブにビューポイントがあり、遠くに滝を望むことができる。

カメレオンのような赤いトカゲを発見し写真を撮る。
するとガイドは小石を投げつけ始めた。人がせっかく観察しているのに、まったく余計なことをするものだ。

【以下の解説は2013年2月25日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年5月5日(水) ジャグダルプル (朝 薄曇り 24℃ 涼しい) 晴 30℃くらい

朝3時頃目が覚めてしまい、それから寝られなかった。 体中が痛い。昨日無理な姿勢で外の景色を眺めていたからか?

確かに体が痛い理由はそれに違いない。でも眠れない理由は、ついにジャグダルプルにやって来たぞ、という興奮からだろう。

外が明るくなったので起きてしまう。 窓を開けると涼しかった。 目の前がスポーツ広場のような広々とした場所なので、とても気持ちがいい。

ジャグダルプルの朝はなかなかすがすがしかった。 列車が険しい山を通って来たことと、あまり気軽に観光客が来るところではないということから、勝手に「ここは山の中」だから「涼しい」と思ってしまったが、実際は標高はそれほど高くなく、気温も夏場は40℃を軽く超えるのであった。
インド、ジャグダルプルのホテルからの景色

7時、下のレストランで朝食。 チーズサンド、目玉焼き、ゆで玉子、ティー Rs.100くらい

町一番のホテルのレストランは、おそらく夜訪れたらそれなりの華やかさと賑わいがあるのだろうが、朝見るとなんだか薄汚れてくたびれた感じであった。
インドの朝食

9時15分頃フロントに行く。 フロントには昨日ツアーの説明をしてくれた男がいて、今日は自分がガイドでついて行くと言う。ちょっと頼りない感じだったが、他にいないようなので仕方がない。

てっきり昨夜部屋に来た男は町の観光局の職員かなにかだと思っていたら、このホテルの従業員だったらしい。 男の名前はパテルといい、今日は彼がガイドをするのだそうだが、ちょっと不安を感じる。
インド、ジャグダルプルのホテル

まずは地域の管理事務所へ行き、国立公園の入境許可をもらう。 注意事項の書かれた書類にサインし、カメラ料やらなにやらのお金(2名+ガイド+車)Rs.400を払う。

昨夜の打ち合わせでは「工芸品の制作現場が見たい」ということだけ伝え、あとはそれに副って予定を立てるということになった。なので今日これからどこへ行って何をするのかという、細かいところは何も教えてもらっていなかった。とにかくガイドが万事よろしくやってくれるはずなのである。
インド、ジャグダルプルの管理事務所

町の郊外へ向かう道にはたくさんのトラックが停まっていた。 おそらくこの道が大切な輸送ルートなのだろうが、道路の状態は非常に悪くすごい砂埃が舞う。 残念ではあったが、エアコンを点け窓を閉める。

わざわざ入境許可がいるほどの国立公園に入って行くのである。しかも道はだんだん悪くなって来た。実にワクワクする。
インド、ジャグダルプルの道

少し山を登った先のカーブにビューポイントがあり、遠くに滝を望むことができる。

滝ははるか彼方に小さく見えるだけであったが、見渡す限りのジャングルで期待は高まるばかりなのである。
インド、ジャグダルプルのビューポイント

カメレオンのような赤いトカゲを発見し写真を撮る。 するとガイドは小石を投げつけ始めた。人がせっかく観察しているのに、まったく余計なことをするものだ。

そんなジャングルに生息する怪しいトカゲを発見し、マジマジと観察していると、あろうことかパテルはトカゲに石を投げつけ始めた。その行為を最大限好意的に解釈すれば、「トカゲの動く姿を見せようとした」ということになるのかもしれないが、もちろんこちらはそんなことは望んでいない。 はたしてそういう的外れなことをする男に、ちゃんとしたガイドが務まるのだろうか。不安はますます大きくなるのであった。
インドのトカゲ

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