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2010年インドの旅・実録編:第74回 ポンディチェリー

         
  • 公開日:2013年1月10日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月24日(土) ポンディチェリー 晴 33~35℃くらい

7時過ぎに目が覚める。
体が痛い。すごく疲れているのが分かる。でもよく寝た。

9時、ホテルを出て運河の東側地区に朝食を食べに行く。
しかしこれまた入りやすい店が見つからずうろうろ。
10時頃ようやくホテル・デ・ポンディシェリーで朝食にありつく。
ミニブレックファースト(トースト、ジュース、コーヒー)Rs.120

海岸沿いを端から端まで歩く。
途中でパイナップルの切ったやつRs.10食べる。

海岸通りの端で少し内陸に入る。
オレンジジュースRs.30

公園のすぐ横で映画のロケが行われていた。

ホテルで1時間ほど休み、ふたたび公園へ。
目的はその横に建つ博物館だったが、中身はたいしたことがなかった。

オレンジジュースRs.10を2杯飲む。
砕いた氷が入っていておいしい。

缶詰のソーセージを買い、ビール(フォスターRs.49)とウイスキーも買い込みホテルへ。

小さい洗剤が手に入らず苦労する。
蚊取り線香も大きいものばかりで買わずじまい。

【以下の解説は2013年1月10日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月24日(土) ポンディチェリー 晴 33~35℃くらい

7時過ぎに目が覚める。 体が痛い。すごく疲れているのが分かる。でもよく寝た。

旅の疲れと日頃の不摂生(主に飲酒)のせいで、体力もそろそろ限界に近づいているようである。でもまだ先は長いのだ。

9時、ホテルを出て運河の東側地区に朝食を食べに行く。 しかしこれまた入りやすい店が見つからずうろうろ。

昨日の宿探し、昼食場所探しに続いて三連敗である。 途中路上でたくさんの人が食事をしている光景に出くわしなにかと思ったら、道端に大きな車が停まっていてそこで食事を配っていた。どうやら炊き出しのようだが、食事をもらっている人たちの服装はあまり貧しそうに見えない。よほど自分も食事をもらおうかと思ったが、やめておいた。
ポンディチェリーの街並み

10時頃ようやくホテル・デ・ポンディシェリーで朝食にありつく。 ミニブレックファースト(トースト、ジュース、コーヒー)Rs.120

このホテルも入り口がおしゃれで入りづらかった。もっとも入って見ればそれほどひるむようなものではなく、料金とて日本人からすれば安いものであった。こんなことなら一時間も歩き回らず、もっと早い段階でえいやっ!と入ってみればよかった。
ホテル・デ・ポンディシェリーのレストラン

海岸沿いを端から端まで歩く。

海岸といっても石で護岸されたところに赤土を敷き詰めて造られたもので、波打ち際から高い位置にあり、幅も狭けりゃ長さもたいしてないという代物である。それでも青い海を見ながら潮風に吹かれるのは気持ちのいいものである。
ポンディチェリーの海岸通り

途中でパイナップルの切ったやつRs.10食べる。

海岸沿いにはアイスクリームやカットフルーツの屋台などが出ていたが、まだ時間が早いのか歩く人も少なくほとんどの店が開店休業状態であった。 10ルピーにしてはパイナップルが山ほど来て途中で飽きてしまった。いろいろなフルーツを盛り合わせたミックス(と言ってもパパイヤとスイカ程度だが)も同じ値段だったので、そちらの方がお奨めである。
ポンディチェリーのフルーツ屋

海岸通りの端で少し内陸に入る。 オレンジジュースRs.30

海岸沿いには人が少なかったが、一本内側に入ると結構人がおり、ジュース屋もなかなか賑わっていた。
ポンディチェリーのジュース屋

公園のすぐ横で映画のロケが行われていた。

インドは映画の制作本数がずば抜けて多い映画大国だが、撮影現場を見るのは初めてだった。撮られていたシーンは、なにか大事故が起こり、たくさんの怪我人が搬送されていくというものだったが、包帯を巻いて血糊を付けた人を間近に見たら、かなり子供だましのメーキャップであった。 とにかくスタッフにエキストラとすごい人数なのだが、なるほど今朝見た路上の炊き出しはこの人達用の朝食だったようである。
インドの映画の撮影風景

ホテルで1時間ほど休み、ふたたび公園へ。 目的はその横に建つ博物館だったが、中身はたいしたことがなかった。

ポンディチェリーの博物館は入場料が2ルピーと格安なのだが、その展示物や展示の状態はやはり値段なりのものだった。しかしインドでは「それなりの値段」というのは実に良心的なことなのである。
ポンディチェリー博物館

オレンジジュースRs.10を2杯飲む。 砕いた氷が入っていておいしい。

先ほどはちゃんと店を構えているジュース屋で飲んだが、今度は屋台のジュース屋である。場所は大きな公園の入り口付近であるため結構売れているようで、屋台の上には剥かれたオレンジの皮が山のように積まれていた。 すでにインドに来て2か月が過ぎていたので、こうした店の氷もガリガリ食べてしまっていたが、一般的に言えば氷や生水には要注意である。
ポンディチェリーのジュース屋

缶詰のソーセージを買い、ビール(フォスターRs.49)とウイスキーも買い込みホテルへ。

昨日で味をしめ、また同じ店で輸入のソーセージの缶詰を仕入れた。でもってやはり昨日と同じ酒屋でビールとウイスキーも手に入れ、今夜もまた酒盛りなのである。これじゃいつまでたっても体力が回復するわけがない。

小さい洗剤が手に入らず苦労する。 蚊取り線香も大きいものばかりで買わずじまい。

ポンディチェリーという街は州に属さない連邦直轄地であるため、そのテリトリーは極めて狭くとても小さな独立地域なのである。で、その反動で大きなものにあこがれるのかどうかは知らないが、洗剤にしろ蚊取り線香にしろ大きなものしか売っていなかった。旅の途上なので洗剤など箱で買うわけにはいかないし、サイズの大きな蚊取り線香は安全蚊取り器に入らないので困るのである。

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真鍮製のアンティーク弁当箱