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2010年インドの旅・実録編:第42回 トリヴァンドラム(コヴァラムビーチ)

         
  • 公開日:2012年11月8日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月9日(金) トリヴァンドラム 晴 30℃

近距離のバスターミナルへ行き、コヴァラムビーチ行のバスに乗る。
30分ほどで到着。

海へ下りる坂道の両側には土産物屋が出て賑やか。
浜辺もたくさんの人で賑わっている。
ビーチを囲むようにホテルやレストラン、バーなどがぐるりとある。

ホテルを探しに来たのだが客引きがいない。
しかもどのホテルもおしゃれで高そう。
ようやくちょっと古そうなところを見つけ、空室を聞いてみると「ある」とのこと。
2~3泊と言うと「一番良い」という部屋をくれた。Rs.400/一泊
前金で一泊分払い、トイレを借りて出る。

ビーチ沿いのバーでビールを飲む。
キングフィッシャーRs.75。2本飲む。

リキシャで帰ろうと思ったらRs.300とのこと。
やめてバスにする。

ホテルに帰る前に食事。
プロウン・ヌードルスープ、チキンヌードル、水。Rs.195(二人分)

薬屋で虫刺され用のローションとクリームを買う。
ローションはベタベタでちょっと使う気がしない。一応シャワーの後に使ったが。

ラム酒を飲んで寝る。
これでオールドモンクは終わった。

【以下の解説は2012年11月8日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月9日(金) トリヴァンドラム 晴 30℃

近距離のバスターミナルへ行き、コヴァラムビーチ行のバスに乗る。

ようやく取れた部屋だったが、高いのと陰気なのとで長居はできないと判断し、コヴァラムビーチへ宿探しに行くことにした。 クイロンからのバスが着いたのは、主に長中距離バスの発着するターミナルで、ローカル路線のバスターミナルは線路を挟んだ南側となる。ただしコヴァラムビーチ行のバスは、そのターミナル前の道路沿いのバス停から出る。
トリヴァンドラムのローカルバスターミナル前

30分ほどで到着。

州都からバスでたった30分の位置に、南インド随一の美しさと謳われるビーチがあるとはなんともうらやましい。 ちなみにトリヴァンドラムからコヴァラムビーチ方面にはバイパス道路もあり、タクシーなどではそちらを通るためさらに短時間で行くことができる。しかしローカルバスはいくつかの集落をつないでいる旧道を通り、しかも乗客の乗り降りがあるので若干時間がかかる。それでも30分なのだから近いものである。
コヴァラムビーチへ向かうバス

海へ下りる坂道の両側には土産物屋が出て賑やか。

コヴァラムビーチのバス停は小高い場所にあるので、ビーチへは坂道を下って行くことになる。そんな細い坂道の両側には、観光客の好みそうなお土産品やビーチ用品といったものがたくさん並べられ、いやが上にもリゾート気分は盛り上がって行く。
コヴァラムビーチのお土産屋

浜辺もたくさんの人で賑わっている。

海というのは湖などとは違った魅力があり、寄せ来る波をうれしそうに見つめる人や、果敢に(服のまま)立ち向かっていく若者などがいて、国は違えどみんなやることは同じだなあと感じるのである。
コヴァラムビーチ

ビーチを囲むようにホテルやレストラン、バーなどがぐるりとある。

実は9年前もコヴァラムビーチには来のだが、海と椰子の林の写真を撮りたかったので、こことは反対側のローカルな浜辺にしか行かなかった。従ってこちら側がこんなにリゾート化されているとは思ってもいなかったので少々驚いてしまった。
コヴァラムビーチの店

ホテルを探しに来たのだが客引きがいない。 しかもどのホテルもおしゃれで高そう。

ここに宿の客引きがいないわけではないだろうが、私が大きな荷物を持っていなかったので、まさか宿を探しているとは思わなかったのだろう。とにかく誰も声を掛けて来ない。 インドとは思えない(失礼)おしゃれな雰囲気もあって少々気後れし、さてどの辺りから当たろうかな・・・と思案していたらお腹が痛くなって来た。まったく困った胃腸である。 そこでその辺りにたむろしていたオートリキシャのドライバーにトイレの在りかを尋ねると、手で股間を指し示し「おしっこか?」と聞いて来た。私が大きく首を横に振ると、ドライバーはちょっと呆れた顔をして今度は尻を突き出しそこで手のひらをパッと開く素振り。なんとも下品だが的確なゼスチャーである。しかしそんなことに感心してる場合ではない。なんせドライバーは悲しそうにゆっくり首を横に振ったのである。悲しいのはこっちの方なのに。
コヴァラムビーチでたむろするオートリキシャのドライバーたち

ようやくちょっと古そうなところを見つけ、空室を聞いてみると「ある」とのこと。 2~3泊と言うと「一番良い」という部屋をくれた。Rs.400/一泊 前金で一泊分払い、トイレを借りて出る。

こうなれば早いとこ宿を決めてそこでトイレを借りようと、必死に探したら運良く空室があった。しかも料金も安かった。 部屋を見せてもらったその場で、明日からしばらく泊まると即答し、人払いをしてから部屋のトイレに駆け込み用を足し、出ようとしたら水が流れない・・・う~ん、安いわけだ。 フロントで手付金代わりに一泊分を前払いして、逃げるように立ち去った。でもこれでは誰の仕業かバレバレである。それに明日からここにお世話になるのである。明日までにトイレが流れるようになっていますように。
コヴァラムビーチの宿

ビーチ沿いのバーでビールを飲む。 キングフィッシャーRs.75。2本飲む。

まったく懲りないヤツである。今までもあれだけ下痢で苦労して来たというのに、一難去るとまたビールを飲んでしまうのである。しかも大瓶を二本である。本当にバカなんじゃないだろうか。
コヴァラムビーチのバー

リキシャで帰ろうと思ったらRs.300とのこと。 やめてバスにする。

ビールを飲んで少し気が大きくなったので、先ほどトイレの件で話をしたオートリキシャのドライバーにトリヴァンドラムまでいくらか聞いたら、なんと300ルピーと言って来た。それは吹っかけ過ぎだろう。 結局帰りもバスとなった。バスなら9ルピーなのである。
南インドのバス

ホテルに帰る前に食事。 プロウン・ヌードルスープ、チキンヌードル、水。Rs.195(二人分)

またまたヌードル&ヌードルの組み合わせ。念のために説明しておくと、「チキンヌードル」はチョーメン(やきそば)のことである。
ヌードルスープ

薬屋で虫刺され用のローションとクリームを買う。 ローションはベタベタでちょっと使う気がしない。一応シャワーの後に使ったが。

薬局で虫刺され箇所を見せ、薬を選んでもらう。こういうとき坊主頭は患部を見せやすくていい。もっとも見せたくなくても見えてしまうのだが。 薬は二種類で、シャワーの後にローションを塗り、そののちクリームを塗るようにとのことだった。
トリヴァンドラムの薬局

ラム酒を飲んで寝る。 これでオールドモンクは終わった。

パナジで買ったオールドモンクもあと少しだったので飲んでしまうことにした。そう、あくまでも荷物を減らすためにである。 明日からはビーチリゾートでの休暇となる。

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インドのマフラー