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旅の持ち物シリーズ・その19:十徳ナイフ

         
  • 公開日:2012年7月24日
  • 最終更新日:2022年7月26日

これは十徳ナイフである。アーミーナイフとも言う。いや、今はそちらの名称の方が一般的かもしれない。

インドに持って行った十徳ナイフこれは今さら説明するまでもなく、小さなボディーに各種の道具が収納されていて、アウトドアだけでなく旅のお供としても常に「持って行きたい物」ベストテンにランクインしている人気アイテムである。

しかし、その実意外と使わない。

しかも飛行機では機内に持ち込めず、観光施設でも持ち込めない所もある。
たとえば南インド、マドライのミナークシ寺院では入り口の荷物検査で見つかって、危うく没収されそうになった。
しかし係りのおっさんは私の善良そうな顔を見て、「寺院の中でこいつを出すなよ」と言い含めた上で見逃してくれた。
もちろん私はそのおっさんの信頼に応え、寺院の中でナイフを振り回すことなく見学を終えた。

ちなみに私の持って行ったナイフの機能は、大小ナイフ、缶切り、栓抜き、ワイン抜き、リーマといったところだが、使ったのはナイフくらいのもので、それだって果物をカットするくらいであった。それくらいならインドに行ってから金物屋で安い果物ナイフを買った方が使いやすくていい。

とまあ、これは持ってると安心という程度のものなので、特になくても心配はないのである。

インド先住民族の工芸品ドクラ