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そのまんま「看板商品」なのだ:インドの鶏肉屋

         
  • 公開日:2012年6月12日
  • 最終更新日:2022年7月22日

これは鶏肉を商う店である。それにしてもリアルな看板の絵である。
日本ならもう少しマンガっぽくしたり、「肉」と化した後の姿を描くと思うが、インドではニワトリはそのままの姿で持って帰るのが当たり前なので、これで正解なのだ。

最近日本では野菜の袋に生産者の顔写真と名前が入っていて、それを見ることで自分が食べようとする野菜の作られた状況を想像しやすくし、より安心しておいしく食べられるような工夫がされていたりするが、これはそれのニワトリ版だと思えばいい。

あたしらこんな姿してたんでっせ!

ということを知った上でありがたく、そしておいしく頂く。実に大切なことである。

ぜひフライドチキンの世界的チェーン店の看板叔父さんにも、その手にリアルな姿のニワトリを捧げ持って頂き、人々に「ウチの店こんなん揚げてんですわ!」と知らしめて欲しいと思う次第である。

インド先住民族の工芸品ドクラ