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予の辞書に「定員」という言葉はない:インドのサイクルリキシャ

         
  • 公開日:2012年3月15日
  • 最終更新日:2022年7月21日

学校で「自転車の二人乗りはいけません」と言われると「じゃあ三人乗りはいいのかよ」などと言い返す子どもが必ずいるものである。ええ、私がそうなんですけどね。

しかしインドは三人乗りどころか十人超乗りだってあるのである。

まあ正確には自転車ではなく、自転車の後ろに人力車をくっつけたサイクルリキシャでの話ではあるが。

インドではよく子どもの登下校をサイクルリキシャやオートリキシャにお願いするというケースがあるのだが、その乗車人数がすごいのである。

見よ、この木製特別席を。この写真では通常の座席に3人の子どもが座っているが、実際ここには4人座る。
そしてその向かい側の木製特別席にも4人座る。
さらに通常の座席の後ろにある、鉄製の幌枠にも3~4人が座るのである。
全部で何人になるかは指の数が足りないので正確にはわからないが、とにかく10人を超えることは間違いないのである。

はたしてインドの道路交通法がどうなっているのかはわからないが、ただでさえ環境に優しいサイクルリキシャで、一度にこれだけの人間を移動させるのだからすごいエコではないか。
これから見たら、いくらハイブリット車とはいえたった一人しか乗らずに走り回るというのは、エコでもなんでもないのである。

インドのマフラー