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幸せなんて人それぞれなのだ:インドで見た豪華客船

         
  • 公開日:2012年2月9日
  • 最終更新日:2022年7月20日

ケララ州コーチン(コチ)で豪華客船を見た。もちろん見ただけで、しかも遠目からだったが。

これはイタリアの客船コスタ・ロマンティカ(Costa Romantica)である。ネットで調べてみたら竣工が1993年9月、総トン数 52,926トン、全長 220.6 m、幅 30.8 m、船客定員 1308名、乗組員 650名とあった。
先日座礁したコスタ・コンコルディアと同じ会社の船だが、あちらの総トン数は114,147 トンということで、その半分ほどの規模ということになる。 それでもでかい。

さらにネットで調べてみたら、これは22日間のインド洋クルーズにおける寄港であったことがわかった。まったくネットの情報量というのはすごいと思う。その点、検索したらこのブログに行きあたってしまった人はちょっとかわいそうである。でもこれも何かの縁なので今後ともよろしくお願いしたい。

さて、そのページにはインド洋クルーズの日程というものが載っていて、それによるとこの船は2010年3月27日にモーリシャスのポートルイスで乗客を乗せ(出港は翌日)、12日目の午前8時にコーチン入港予定となっていた。
計算するとそれは4月7日ということになるのだが、確かに私はその日、午前9時35分フォートコーチン発の渡し船に乗りこの豪華客船を目撃したのであって、従ってクルーズのスケジュールは見事に正確に守られていたことになる。さすがなのである。

とにかく船旅というのは金銭的にも時間的にも余裕のある人にだけ許される贅沢な旅であり、多くの人がそれにあこがれながら実現できないものである。そして私もその一人なのだ。
しかし少なくともこの時、この豪華客船のコーチン寄港はたった一日だけのものであったようなので、その点ではフォートコーチンに2泊した私の方が幸せなのかもしれない。
それにたった2.5ルピー(約5円)の渡し船とはいえ、船にだってちゃんと乗ったのである。予は満足じゃ。